そうさ‐せん【走査線】
走査線 【scanning line】
走査線
【英】scanning line
走査線とは、テレビやディスプレイの画面の水平方向の線のことである。
テレビやディスプレイの画面では、画素という小さい画面の単位に分割することができる。この画素を左から右へ、上から順に光らせることでテレビやディスプレイが映し出される。このように順に光らせていくことを走査といい、走査線とは、走査によって描かれた画素の横1行分の軌跡のことを指す。
走査線の本数が多いほど、より高精細・高画質な映像を映し出すことができる。
日本で採用されていたNTSC規格のテレビの走査線は525本である。ヨーロッパで主流のPAL規格では、走査線は625本となっている。最近普及が進んでいる「ハイビジョン」は、1125本の走査線を持ち、従来に比べ非常に高画質で表示することが可能となっている。
テレビの技術: | リアプロジェクションテレビ 量子ドットテレビ 量子ドット液晶テレビ 走査線 垂直同期信号 スノーノイズ スマートテレビ |
「scanning line」の例文・使い方・用例・文例
- scanning lineのページへのリンク