NTSCとは? わかりやすく解説

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NTSC [National Television System Committee standard]

テレビジョン方式名で、日本アメリカ、カナダ韓国等がこの方式を採用している。走査線525フィルド周波数59.94Hzで、PALSECAM等の他の方式比べてコマ数が多いため画面ちらつき少ない。PALSECAMとの互換性はない。ドロップフレームの29.97は、このフィールド周波数半分。なお、NTSCとはこの方式を定めた委員会の名称でもある。

NTSC

フルスペル:national television standards committee
読み方エヌティーエスシー

NTSCとは、米国地上波アナログカラーテレビ放送規格策定した委員会の名称、あるいは同団体によって策定され規格のことである。

NTSCの規格は、525本の走査線を、毎秒30フレーム速度飛び越し操作を行う(インタレース方式)と規定されている。

NTSCは米国をはじめ、日本台湾韓国中南米などでも採用されている。日本採用されている仕様細部標準規格とは異なっており、特に区別する場合は「NTSC-J」と呼ばれている。ちなみにヨーロッパなどではPALSECAM採用されている。

なお、日本ではテレビ放送デジタル化に際して日本開発したISDBIntegrated Services Digital Broadcasting規格への移行進められており、2011年7月までにNTSCによる放送廃止される同様に米国でもデジタル化のため他の規格設けられている。


NTSC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/16 17:54 UTC 版)

NTSCは、コンポジット映像信号および、それを用いたテレビジョン放送方式の仕様および標準規格「RS-170 (A)」「SMPTE-170M」などの通称。




「NTSC」の続きの解説一覧

NTSC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/05 09:11 UTC 版)

映像信号」の記事における「NTSC」の解説

詳細は「NTSC」を参照 映像信号であるカラーテレビジョン信号方式一つNTSC方式北米日本台湾などで用いられている。アスペクト比は、4対3である。NTSC方式走査線は、525本(有効走査線は、480本)なので、ドット換算すれば640×480ドットVGA相当)になる。 伝送フレーム数:29.97フレーム/秒 2:1インターレース 水平同期信号:15.734264kHz 垂直同期信号:59.94Hz 輝度信号帯域:約6MHz 色搬送波信号帯域:約3MHz 水平解像度:約500TV本(最大同期周波数白黒より僅かに低く設定されている。 画面アスペクト比基本的には「4対3」だが、画像スクイーズさせ、ID-1信号一緒に伝送する事で、「16対9」のワイド映像にも対応しているD端子では、NTSC信号同等品質映像信号のための規格D1としている。 ※DVDレコーダーNTSC方式)では、映像信号を、720×480ドット記録・再生する。

※この「NTSC」の解説は、「映像信号」の解説の一部です。
「NTSC」を含む「映像信号」の記事については、「映像信号」の概要を参照ください。

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