マルチバイブレータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 00:55 UTC 版)
マルチバイブレータ(英: multivibrator)は、発振回路、タイマー、ラッチ、フリップフロップなど様々な単純な2状態系を実装するのに使われる電子回路である。2つの増幅用部品(トランジスタ、真空管、その他)を抵抗とコンデンサでたすきがけ形に接続することを特徴とする。最も典型的な形式は無安定または発振型で、矩形波を生成する。矩形波には倍音が多く含まれているため、マルチバイブレータと呼ばれるようになった。最初のマルチバイブレータは真空管を使った回路で、ウィリアム・エクルズとF・W・ジョーダンが1919年に考案した。
- 1 マルチバイブレータとは
- 2 マルチバイブレータの概要
- 3 双安定マルチバイブレータ回路
マルチバイブレータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 21:07 UTC 版)
マルチバイブレータ(Multivibrator)と呼ばれる回路には、次の3種類がある。 単安定マルチバイブレータ 双安定マルチバイブレータ 非安定マルチバイブレータ このうち非安定マルチバイブレータが発振回路として用いられる。2組の反転増幅回路の入力と出力をそれぞれ互い違いに接続した回路である。
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