情報機器
情報機器(KAOブランド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 00:31 UTC 版)
「花王製品一覧」の記事における「情報機器(KAOブランド)」の解説
花王の界面制御技術を生かした情報機器群である。本カテゴリでは、通常の月のマークは初期の5インチフロッピーディスクで使われた程度であった。その後、「花王」の文字の無い月のマークがKAOロゴの右に付くようになったが、これもやがて消滅。後に、パッケージ裏面又は側面の「花王株式会社」の右に小さく月のマークが付くようになったが、最終的には本カテゴリでは月のマークは使われなくなった。また、本カテゴリの製品専用に、電話によるサポート窓口「花王コンタクトダイヤル」(但し一般回線・現在は閉鎖)が設置されていた。同電話番号では花王の情報機器に関する意見・質問の他、フロッピーディスク一般に関する問い合わせも受け付けていた。(但し開設時間は平日の9:00〜17:00までで、土日祝は休みであった。) フロッピーディスク(1987年〜1998年) - 花王の界面制御技術を応用し(自社開発バインダー採用など)、エラーゼロを目指した高信頼ディスク。磁気ヘッド上のホコリなどの汚れを除去するクリーニング機構も業界に先駆けて搭載された。PCショップや家電量販店・文具店の他、一部の書店でも下記3シリーズを中心に販売されていた。1998年4月22日、本事業からの撤退が決定した。生産完了後、この技術は「アイフィール 目もとじんわりスチーマー」や「めぐりズム」などの温熱用品に応用されることとなる。ワープロフォーマットシリーズ - ワープロ専用機専用初期化済フロッピーディスク。各社主要機種に対応。発売当初は3.5インチ2DDのみであったが、ワープロ専用機の3.5インチ2HD対応に伴い、後ほど3.5インチ2HDも発売された。 Withソフトシリーズ - パソコン専用。表計算ソフト「アシストカルク」などの体験版や、オリジナルゲーム「花王フロッピー劇場」などが付属していた。その為、通常品に比べて入り数がその分1枚多くなっている。ソフト不要な場合、ソフトディスクをお使いの機種で再フォーマットすることにより、一般のフロッピーディスクとして使用できる。この為、お徳用マルチパックという側面もあった。なお、ソフトディスク以外は、ソフトが対応している機種専用にフォーマット済である。ソフトのマニュアルは中綴じ製本の小冊子で付属していた。主な対応機種はNEC PC-9800シリーズ、MSXなど。「ゲームディスク」などソフトのジャンルを表す文言、商用ソフト体験版付属製品にはそのタイトルがパッケージに印刷されていた為、その用途・ソフト専用だと思って購入された客もしばしばいた。(実際にはソフトディスク以外用途は限られていない。) リアルソフトパック - 上記「Withソフトシリーズ」と併売されたフロッピーディスクのソフト付マルチパック。こちらは主に商用ソフトの機能限定版が付属していた。その為か、対応機種メーカーはロゴタイプで表記されていた。主な対応機種は上記に同じ。 光磁気ディスク ミニディスク - DATテープ(KXシリーズ) - 同社のフロッピーディスクで培った界面制御技術を応用。ドロップアウトなどによるエラー耐性に優れ、高温多湿下での長期使用にも耐えた高耐久テープであった。オーディオマニアからは、「音が良い」と好評だった。また、自社のDAT用テープを用い、自社が独自制作したクラシック音楽(主に室内楽中心)の作品などのDAT用オリジナルミュージックテープも数量限定で発売された。また、自社から発売されたDAT用ミュージックテープのデュプリケーターにはナカミチ製のDATトランスポートユニット「Nakamichi 1000」が用いられていた。 CD-R - データ用のみ インクリボンワープロ用 - 多くはリバーシブル仕様であり、使い切った後も裏返して下書き用として使用できた。大学生協では、UNIV. CO-OPブランドで販売されていた。 普通紙ホームファクシミリ用 OA用紙ワープロ用紙 FAX用紙 インクジェットプリンター用紙 - インク吸収性、速乾性に優れた特殊コートが施されていた。 CD-ROM - コンビニ限定販売(発売初期は一部の食品スーパーでも販売)。毎月6タイトルずつリリース。(発売タイトルはスペースの都合上割愛)主にゲームソフト。フロッピーディスク「Withソフトシリーズ」「リアルソフトパック」の実質的な後継商品であった。「KAO」のブランドロゴは、第一弾であった「パズルの惑星」(開発元:世界文化社)などごく一部のタイトルにしか無かった。発売当初はブリスターパックであったが、後に化粧箱入りとなった。主な取扱店はセブン-イレブン、ファミリーマート、サークルK、サンクスなど。発売タイトルの大半は花王オリジナルソフトであったが、末期には、「バーチャファイターPC」(発売元:日本IBM)などのメジャーゲームタイトルも発売された。価格が安価であることも特徴だった。また、パッケージソフトウェア(主にマイクロソフト製品)のCD-ROMプレスも受託で行われていた。事業拠点は日本、アメリカ、カナダ、アイルランドの4ヶ国にあった。1998年8月5日、本事業は他社に売却することが決定し、これにより情報機器事業は終焉した。
※この「情報機器(KAOブランド)」の解説は、「花王製品一覧」の解説の一部です。
「情報機器(KAOブランド)」を含む「花王製品一覧」の記事については、「花王製品一覧」の概要を参照ください。
情報機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:29 UTC 版)
家庭用パソコンMZシリーズ(現在は生産終了) X1シリーズ(同上) X68000シリーズ(同上) メビウスシリーズ(同上) インターネットAQUOS デスクトップパソコンのブランドで、テレビ同様AQUOSブランドで発売。同社では「パソコンテレビ」と位置付けている。2007年以降販売は行ってはいるものの新製品は出ていない。 パソコン用ソフトウェアベクター形式のWebアニメーション(「EVAアニメータ」「E-アニメータ」) スマートブックNetWalker - UbuntuOS搭載端末 PDAザウルス 電子手帳 タブレット端末「GALAPAGOS」 「SH-07C」 「WILLCOM D4」 - Microsoft Windows Vista搭載端末 「AQUOS PAD」 - AndroidOS搭載端末 「Mebius PAD」 - Microsoft Windows 8搭載端末 「RW-16G1」 - Microsoft Windows 8搭載端末 パソコン用プリンターやスキャナーなど各種DTP関連機器 ポケットコンピュータ(ポケコン) ワードプロセッサ(ワープロ)「書院」(現在は生産終了) 電子辞書「Brain(ブレーン)」・「Papyrus(パピルス)」 電卓「エルシーメイト」(大型電卓の「コンペット」はプリンタ付を除き生産終了。新製品は2005年以降出ていない)関数電卓 家庭用ファクシミリ 留守番電話機、コードレス電話機
※この「情報機器」の解説は、「シャープ」の解説の一部です。
「情報機器」を含む「シャープ」の記事については、「シャープ」の概要を参照ください。
情報機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 16:06 UTC 版)
キヤノンが世界で初めてテンキー式入力の電卓の製品化に成功した。現在は、キヤノン電子が、ハンディターミナルを、キヤノン電産香港有限公司が電卓・電子辞書などのパーソナル情報機器を、キヤノンファインテックニスカがRFIDカードプリンターを、それぞれ開発・製造・販売している。電子辞書はwordtank(ワードタンク)シリーズとして好評を博している。
※この「情報機器」の解説は、「キヤノン」の解説の一部です。
「情報機器」を含む「キヤノン」の記事については、「キヤノン」の概要を参照ください。
情報機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:45 UTC 版)
パソコン - #撤退した製品を参照 オフコン -「オフィスコンピュータ」という言葉は同社が発案したものであり、2016年現在でも「CENTRAGE II」という名でオフコンを生産している。 パソコン用ディスプレイの分野では日本最大級のシェアを持っていた[いつ?]。現行は「Diamondcrysta(ダイヤモンドクリスタ)」とマルチメディアプレミアムモデルの「VISEO(ビジオ)」の2ラインで展開している。2013年12月に個人向け液晶ディスプレイの開発・生産事業から撤退。2022年6月をめどに全ての液晶事業から撤退予定。
※この「情報機器」の解説は、「三菱電機」の解説の一部です。
「情報機器」を含む「三菱電機」の記事については、「三菱電機」の概要を参照ください。
情報機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 19:16 UTC 版)
「京都市立西京高等学校・附属中学校」の記事における「情報機器」の解説
西京高校では、IT教育の一環として生徒全員が同じ種類のノートパソコンを1つずつ購入する。このパソコンは、将来社会に出た際にこれを使いこなすためである。また、特別教室を含むすべての教室に無線LANアクセスポイントが設置されており校内のどこでもインターネットにアクセスできる。そのほかにも普通教室には備え付けのノートパソコン、教材提示装置(OHC)、ビデオなどのAV機器があり、これらの映像などを、同じく備え付けのプロジェクターでスクリーンに映し出すことができる。
※この「情報機器」の解説は、「京都市立西京高等学校・附属中学校」の解説の一部です。
「情報機器」を含む「京都市立西京高等学校・附属中学校」の記事については、「京都市立西京高等学校・附属中学校」の概要を参照ください。
「情報機器」の例文・使い方・用例・文例
情報機器と同じ種類の言葉
- 情報機器のページへのリンク