翻訳機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/22 14:44 UTC 版)
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翻訳機(ほんやくき)とは、ある言語を別の言語に翻訳するための専用装置。
概要
翻訳機の最初は定かではない。日本では、電気試験所(現:産業技術総合研究所)で開発を行っていた、トランジスタ型コンピュータの実用化研究の中で行われた、「ヤマト」が最初とされている。ヤマトは、トランジスタ型のコンピュータに、約100万キャラクタ(当時は、電信用文字の単位で記憶容量を表示)の記憶装置とテレタイプ装置からなるコンピュータシステム。最初にデモンストレーションを行なった際には、"I love music."と入力すると、「ワレ オンガクヲ コノム」とカタカナで答えを返した。
その後、第五世代コンピュータ開発プロジェクトが行われ、翻訳機の研究開発が盛んに行われた。大型計算機を製造するメーカでもある、株式会社富士通研究所にて、技術文献専用の「ATLAS」翻訳ソフトが開発され、実用に供された。1985年につくば科学万博では、そのデモンストレーションが行われた。
日常生活や、旅行に際して対話などを行う場合には、決まりきったフレーズが使われることが多いため、このフレーズを録音してROMなどのメモリに記載し、母国語言語での文章を選択することで、決まりきったフレーズを音声で答えてくれる簡易型翻訳機も開発され、旅行用などの電子辞書に搭載された(ただし、この機器を使う場合、ネイティブの発する言語を聞き取れる必要がある)。
計算機の性能が著しく向上するに従って、性能は向上した。スマートフォンの普及もあった一方、ポケトークなど専用端末も根強く発売され続けている。
関連項目
参考資料
- 遠藤諭「計算機屋かく戦えり」(アスキー)
翻訳機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 09:56 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマト2199」の記事における「翻訳機」の解説
首筋に貼り付けて使用する小型の機械。多数の言語を相互に翻訳できる。
※この「翻訳機」の解説は、「宇宙戦艦ヤマト2199」の解説の一部です。
「翻訳機」を含む「宇宙戦艦ヤマト2199」の記事については、「宇宙戦艦ヤマト2199」の概要を参照ください。
「翻訳機」の例文・使い方・用例・文例
- 翻訳機を使って中国語を書いています。
- 仕方が無いので、翻訳機を使っています。
- 私もその翻訳機を使います。
- 僕はパソコンの翻訳機能を使って英語でメールしています。
- その翻訳機能を使って英語を話します。
- 私はこのメールをネットの翻訳機能を利用して書きました。
- 私は翻訳機を使用してこの文章を書いています。
- 私は翻訳機や辞書を使わずに、英語でブログを書けるようになりたい。
- 翻訳機械とはどんな物ですか.
- 玩(がん)具(ぐ)メーカーのタカラは犬語翻訳機「バウリンガル」を作った。
- 成田空港でメガホン型翻訳機を試験運用
- パナソニックは「メガホンヤク」と呼ばれる新しいメガホン型の翻訳機を開発中だ。
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