デジタルオーディオとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > > 音響 > オーディオ > デジタルオーディオの意味・解説 

デジタル‐オーディオ【digital audio】

読み方:でじたるおーでぃお

音をデジタル信号置き換えて録音・再生する方式音響機器CDコンパクトディスク)など。


デジタル オーディオ 【digital audio】

音声信号サンプリング量子化して得たデジタル信号伝送や、その信号処理(ミクシング,録音編集マスタリング等)をいう。デジタル録音機デジタルディレイデジタルリバーブ等はデジタルオーディオ機器である。

デジタルオーディオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/03 20:50 UTC 版)

デジタルオーディオ (digital audio) とは、デジタル信号として表現されたである。




「デジタルオーディオ」の続きの解説一覧

デジタルオーディオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 15:16 UTC 版)

ディザ」の記事における「デジタルオーディオ」の解説

音響においてはデジタルフィルタでよく見られる周期的リミットサイクル解消に役立つ。ランダムノイズ一般にリミットサイクル作りだす倍音よりも聴取し難い。音質面から説明すると、「デジタル臭い」と表現される硬質音の傾向緩和することが出来る。具体的には、サ行の声が耳に刺さらなくなる様な変化起きる。 Audio Engineering Society (AES) の学会誌掲載された Lipshitz と Vanderkooy の論文で、様々な確率密度関数 (PDF) をディザ信号ノイズ)として使ったときの差異指摘し音響におけるディザ信号最適レベルについて論じている。ガウス雑音使って歪み解消するには、方形PDF三角形PDFよりも高いレベルを必要とする。三角形PDFによる雑音歪み解消するのに低いレベルで済む。 アナログシステムでは信号は「連続」だが、PCMデジタルシステムでは信号振幅固定個の値に制限される。これを量子化と呼ぶ。振幅の値は離散的であり … ディザ使わす量子化した信号では量子化によって生じ歪みが残る。 … それを防ぐには信号に「ディザ」を施す必要があるディザリング倍音などの好ましくない歪み数学的に除去するもので、代わりに一定のノイズ付与する。 たとえばSACDなどに収められる量子化ビット数ビット深度24ビットデータがあるのにたいしてCDデータ16ビットである。16ビットCD規格数字であり、制作工程では24ビット処理されていたとしてもCD収録するためのマスター段階では16ビットにしなければならないプレイヤー再生するデータ16ビットである。この規格枠内高品位化を図る手法ひとつとして量子化ビット数の多い(たとえば24ビットの)データ16ビット変換する際に、ディザリングをおこなう、という手法がある。 16ビット正弦波 16ビット深度量子化された正弦波 6ビット変換したディザを施さずに6ビット変換したもの。音色違って聞こえる。 これらの音声映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声動画の再生ご覧ください。 ある量子化ビット数データ異なビット数に変換する方法はいくつかある。目的ビット数の標本単位に収まらずしてはみ出るデータ部分刈り除く切り捨てtruncation)、また、はみ出ることになる部分を近い値に直してでも保持する丸めround)などがある。しかしこれらの処方は、前節述べられている誤差周期化・周波数成分化およびそれによるノイズ発生もたらしかねない例え次のような波形データを表す値があるとする。 1 2 3 4 5 6 7 8 たとえば、この波形有する数値20% 縮小する波形構成値すべてに 0.8 をかける)と、次のような値が得られる。 0.8 1.6 2.4 3.2 4.0 4.8 5.6 6.4 量子化ビット数が、整数ぶんしかなかったら、これを整数改めなくてはならない。「切り捨て」を適用した場合には次のうになる0 1 2 3 4 4 5 6 切り捨て代わりに丸め」(四捨五入)を適用した場合には次のとおりである。 1 2 2 3 4 5 6 6 いずれの処方でも、データ数値に対していくらか誤差がある。そしてその誤差はまた回帰的である。正弦波のような反復的な波形についてこの現象考えるとわかりやすいそのような波形標本化し、量子化する場合、元となるデータ含まれる 2.4 や 6.4 という値にたとえば「切り捨て」を適用して 2 などにするために生じる 0.4 の差分は、元データ波形周波数標本化周波数の積の周波数で、周期的に再起することになる(この例の場合、元データが 5 である 4.0量子化には差分発生しない)。音を生じさせるのが物質周波運動である以上、デジタイズの際に起こるこの周期的な誤差周波数成分一つとして音に化ける。そしてこれを耳が歪みとして受け取ることになる。 量子化誤差このような問題根本から回避することは不可能である。2 桁の数値 (4.8) が「切り捨て」や「丸め」などによって 1 桁の数値(4 または 5)に変換される過程誤差は必ず生じる。ただし、数値量子化する仕方何らかの工夫加えて誤差周期的発生すなわち差分周波数化・ノイズ化を防ぐことは可能である。すなわち、量子化における誤差が本来の信号波形周期とは連関ないようにするのである一策として、たとえば2の値 4.8 を処理するにあたって、あるときは 5 に、またあるときには 4 に、というように「切捨て」と「丸め」をランダムに適用することが考えられる。「長い目」で見ればこれは 4 と 5 との間に現れる平均的な数値として周波数成分化することになる。しかしそれでも周期的な誤差すなわちノイズの元は十分に取り除かれない。4 や 5 という値は本来の 4.8 にたいして常に 0.2 や -0.8 といった誤差繰り返し生むわけである。 値 4.8 を処理する別の策としては、「五回に四回は 5 に丸め残り一回を 4 に切り捨てる」というものがある。「長い目」で見ればこれは前述処方結果(4 と 5 の間の平均値)よりも本来の 4.8 にごく近しい数値周波数化をもたらす。しかしこれでも問題周期的な誤差ノイズの元を解決し尽くしたことにはならない。5 に丸めた四回分の本来値、そして 4 に切り捨てた一回分の本来値、これらは依然として誤差であり、またそれは当策の五回周期という原理に従って繰り返すことになるわけである。 問題は、一定の処理が周期的に繰り返されてしまうことにある。ならば処理をランダム化すればいい、という解決案最終的に出てくる。80% の比率で 5、20%比率で 4、という構成全体として保持しながら、元の 4.8 という数値が 4 あるいは 5 に変換されるところのパターンランダム化すれば、誤差周期化・周波数成分化は妨げられノイズ発生抑えられるわけである。 また、最終的な量子化における誤差( 4.8 が 5 になったであれば -0.2 )を覚えておき、次以降確率調整する、という誤差拡散させる手法もある。この手法には、全体的な再現性上げかわりに局所的な再現性が下がる、というトレードオフがある。 0 から 0.9 までの乱数0.6、0.4、0.5、0.3、0.7 など)を交えて目的の値 4.8 を処理すれば20%中は 4 (0 と 0.1場合)、80%中は 5、と量子化されながらも、どちらに切り捨てられ丸められるかは乱数によって無作為化される。そして、前節述べられているように、非周期的ノイズ周期的なノイズよりもヒトの耳にたいして優しく、我々はこれを自然な歪みとして感受することになる。

※この「デジタルオーディオ」の解説は、「ディザ」の解説の一部です。
「デジタルオーディオ」を含む「ディザ」の記事については、「ディザ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「デジタルオーディオ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「デジタルオーディオ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



デジタルオーディオと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「デジタルオーディオ」の関連用語

デジタルオーディオのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



デジタルオーディオのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
社団法人日本映像ソフト協会社団法人日本映像ソフト協会
Copyright © 2000-2024 Japan Video Software Association
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデジタルオーディオ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのディザ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS