再現性とは? わかりやすく解説

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さいげん‐せい【再現性】

読み方:さいげんせい

科学実験などにおいて、所定の条件手順の下で、同じ事象が繰り返し起こったり観察されたりすること。

写真印刷物ディスプレーなどの画像出力装置における画質。とくに色や質感正確さ、または意図したとおりの表現実現していることを指す。「色の—がよい」


再現性

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再現性

英訳・(英)同義/類義語:reproducibility

科学実験得られ結果一度きりのものではなく別の人が同じ条件行えば、いつどこで行っても同じ結果得られること。実験結果信頼性計るもっとも基本的な指標

再現性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/29 18:13 UTC 版)

再現性(さいげんせい、: reproducibility)とは、同一の特性が同一の手法[注釈 1]により発現するとき、その結果の一致の近さのことである。言い換えると、実験条件を同じにすれば,同じ現象や同じ実験が同一の結果を与える場合,再現性があるという[1]。 例えば、同一の手法を測定条件の変化した状況に対して適用することで、結果が測定に由来する人工産物でなく、再現性があると確認できる[2][3]。関連する概念は複製可能性 (replication) であり、サンプル・研究手順・データ分析手法に違いがあるとき、少なくとも類似しているが同一でない結果を、独立して達成する能力を意味する[要出典][4]。再現性と複製可能性は共に「科学的手法[注釈 2]」の主要な信念である[5]。再現された測定値は、研究者によって提供された生データやコンピュータ・プログラムに基づいていてもよい。再現性の研究は、メタサイエンス英語版において、重要なテーマである[6]。対立概念は、事象が再現しないことであり「一回性」「再現不可能性」などと呼ばれる[要出典]


注釈

  1. ^ (例えば、査読付き論文などにより) 該当する科学的根拠が説明されている手法。
  2. ^ ただし、理想的な手法は、研究する領域や分野によって、少なからず異なる。
  3. ^ 訳注:対応する和訳を発見できなかったため、英名を併記。和名は単なる直訳。

出典

  1. ^ 日本化学会, ed. (2005), 第2版 標準化学用語辞典, 丸善出版, ISBN 978-4-621-07531-9 
  2. ^ JCGM 100:2008. Evaluation of measurement data – Guide to the expression of uncertainty in measurement, Joint Committee for Guides in Metrology, (2008), http://www.bipm.org/utils/common/documents/jcgm/JCGM_100_2008_E.pdf 
  3. ^ Taylor, Barry N.; Kuyatt, Chris E. (1994), NIST Guidelines for Evaluating and Expressing the Uncertainty of NIST Measurement Results Cover, Gaithersburg, MD, USA: National Institute of Standards and Technology, https://www.nist.gov/pml/nist-technical-note-1297 
  4. ^ Leek, Jeffrey T; Peng, Roger D (February 10, 2015). “Reproducible research can still be wrong: Adopting a prevention approach”. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 112 (6): 1645–1646. arXiv:1502.03169. Bibcode2015PNAS..112.1645L. doi:10.1073/pnas.1421412111. PMC 4330755. PMID 25670866. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4330755/. 
  5. ^ F., Repko, Allen (1959). Interdisciplinary research : process and theory. Szostak, Rick (Third ed.). Los Angeles. ISBN 9781506330488. OCLC 936687178 
  6. ^ Metascience: Reproducibility blues” (英語). Nature. pp. 619–620 (2017年3月29日). doi:10.1038/543619a. 2019年5月9日閲覧。
  7. ^ Definition of COMMENSURATE”. Definition of Commensurate by Merriam-Webster (2019年1月9日). 2019年1月9日閲覧。
  8. ^ Subcommittee E11.20 on Test Method Evaluation and Quality Control (2014), Standard Practice for Use of the Terms Precision and Bias in ASTM Test Methods, ASTM International, ASTM E177, http://www.astm.org/Standards/E177.htm (要購読契約)
  9. ^ Oxford Dictionaries "reproducibility" 1.1


「再現性」の続きの解説一覧

再現性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 19:34 UTC 版)

写真」の記事における「再現性」の解説

ここでの再現性は画質とほぼ同義である。写真画質判断する基準多数あるが、分解能コントラスト色再現性骨子と考えられる。ここでは分解能をとりあげる。これについて、その写真何個画像セルピクセル)で構築されるかで計ろうとする試みがある。 フィルム写真デジタル写真を比較するとき、フィルム撮像素子画素数換算するとの程度かと考えがちだが、何よりもまず両者あまりに異なる。そのため、フィルムデジタル分解能比較をするのは容易でない分解能測定さまざまな条件依存するフィルムの場合、フィルム寸法サイズ粒状性などのフィルム性能用いたレンズ性能依存するフィルムにはピクセル存在しないため、フィルムピクセル存在するものとして計測した分解能目安に過ぎないデジタルカメラではセンサー画像補間用い画像処理アルゴリズム、センサフィルタのバイヤーパターン(Bayer pattern)の効果記録画質などが関係する加えてデジタルカメラ撮像素子表示装置画素配列は、規則正しい繰り返しパターンを持つため、モアレ生じ場合があるが、フィルム感光粒子不規則に並んでいるためこのような現象起こらない24×36mm(ライカ)判カメラ撮影した写真の解像度評価まちまちである。たとえば、10メガピクセルという評価がある。より粒子の細かいフィルムを使うと、この数字上がり低級光学系使用劣悪な照明不適切な現像がこの数字下げこともあり得る。この評価2007年最新鋭デジタルカメラライカ判カメラよりも優れているという評価含意している。ただし、35mmフィルム一般消費者向けのフォーマットである。プロ向けフィルムカメラとして中判カメラ大判カメラがある。これらに先の数値単純にあてがうと、2007年現在最新鋭デジタルカメラより優れた分解能を持つことになる。具体的には、6×4.5cm判フィルム写真は約36メガピクセル4×5in判は約130メガピクセルである。8×10in判は約540メガピクセルになる。しかし、20メガピクセルや7メガピクセルという評価もある。ライカ判フイルムISO50クラス低感度20メガピクセル相当というのは粒子サイズなどから計算されたものであり、実効的に空間周波数的にみて、色調的・階調的に平坦な特性有するのはそのおおむね40%程度であり、それ以下細部描写空間周波数比例して劣化してくることから、およそ8メガピクセル程度とみるのが正しい。やはりフイルム感光粒子並びサイズ不均一性分散性・乳剤層の厚みによる焦点のにじみなどの物理的限界からみてもこれは疑いようがないといえる高性能レンズ用い理想的な露出撮影した現代超微粒子白黒フィルム分解能は、30メガピクセル以上のファイルサイズにおいて適当な細かさ得られる一般消費者向けライカ判カラーフィルムでは12メガピクセル以上に安価なライカ判フィルムカメラコンパクトカメラ)でも8メガピクセル以上に価し得る。 画像表示用い媒体考慮に入れる必要がある。たとえば、せいぜい2メガピクセル程度のものが主流であるテレビコンピュータのディスプレイ写真表示するのみであればローエンドデジタルカメラ出せる解像度でさえ十分と言える。4×6inのプリント出力する場合に限っても、デジタルフィルム間に知覚できる差はある。出力媒体大きな広告板なのであれば、高い解像度をもった媒体大きな判が必要になるだろう。

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再現性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 08:56 UTC 版)

IEEE 754」の記事における「再現性」の解説

IEEE 754-1985 では実装自由度大きかった符号化例外発生条件など)。IEEE 754-2008 では実装自由度狭めているが、それでも若干の自由は残っている(特に二進形式)。再現性に関する節では、再現性のあるプログラム書けるよう言標準推奨しており(すなわち、その言語のどの処理系でも1つプログラムが同じ結果となること)、そのためにどうすべきかを解説している。

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再現性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 04:44 UTC 版)

科学的方法」の記事における「再現性」の解説

論じ対象測定することが可能であったとして、今度は、再現性が問題になる。再現性については、例えば、物理学者中谷宇吉郎(1900-1962)は1958年著書において「科学再現可能な問題に適用範囲限られる」と述べた19世紀科学では、文字通りの「再現性」が重視されていた。 一方筑波大学教授宮島龍興が日本教工学振興会提言で、現代では(厳密な意味での)再現性や定量化が難しい対象科学対象となってきている、と指摘した。この背景には、(20世紀なかでも20世紀後半における)推測統計学導入により従来記述統計ベースとした統計処理だけでは扱い切れなかった対象定量的考察しえるようになったことがある例え医学・薬学心理学経済学などは、根本的に複雑性複合性を内包していて、再現性を得にくい生体社会そのものを扱う。(19世紀までの科学水準ではこれをうまく扱えなかったが)現代の科学においてはこれらも、科学的な研究対象である。つまり、このような古典的な意味での再現性が無い分野についても、統計学の手法を用いて科学的な方法対象とする」という立場が、現在の科学的方法主流である。この論点については、次節にて述べる。

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再現性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 08:46 UTC 版)

Galaxy (計算生物学)」の記事における「再現性」の解説

科学的結果公表されるとき、出版物他の人実験繰り返して同じ結果を得るのに十分な情報を含むべきであり、実験分野から計算過程分野にまで拡大するための多くの努力なされてきたが、当初期待より困難であることが判明したGalaxyでは、計算分析あらゆる段階についての十分な情報取得することで再現性をサポートしているため、分析正確に繰り返せるその為にはすべての初期条件過程、および最終データセットのほか、提供されるパラメータ、および分析各段階の順序追跡求められる

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