再結晶とは?

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さい けっしょう -けつしやう [3] 【再結晶】

〘化〙 固体物質精製法の一。目的固体物質適当な溶媒に溶かし、再び結晶析出させて不純物を除く方法。普通、温度による溶解度の差を利用して、高温度でつくった飽和溶液冷却するか、あるいは、飽和溶液から溶媒徐々に蒸発させる。
〘地〙 岩石をつくる鉱物が、温度圧力などの変化により、固体の状態を保ちながら新し結晶になること。 → 変成作用

再結晶

recrystallization
冷間加工などで塑性ひずみを受けた結晶加熱されるとき、内部応力減少する過程続いて、ひずみが残っている元の結晶粒から内部ひずみのない新し結晶発生し、その数を増すとともに各々次第成長して、元の結晶粒と置き換わっていく現象
備考再結晶を起こす温度を再結晶温度という。この温度金属及び合金純度又は組成結晶内の塑性ひずみの程度加熱時間などによって著し影響を受ける。
recrystallization
冷間加工された金属内で、相の変化なしに、核生成及び成長によって新し結晶粒発達することを意図した熱処理

再結晶

金属常温曲げ加工すると、金属組織歪み(ひずみ)が生じます。
この歪み金属硬化させます。これを加工硬化といいます。

加工硬化進み歪み限界になると割れなどを生じ、加工続けることが不可能に なってしまいます。この加工硬化解消するには金属組織にたまった歪みストレス) を解消することにより、金属本来の柔軟性回復させることが出来ます
歪み解消によって金属組織規則正しい組織に戻ることを再結晶といい、 この再結晶に必要な熱処理温度を再結晶温度といいます。
再結晶温度材質ごとに違い、また加工度が大きいほど再結晶温度は低く、 加工度の小さい物ほど再結晶温度が高くなる傾向あります

※鉛・錫・亜鉛などは常温以下が再結晶温度なので、 常温加工しても加工硬化しにくい材料です。

再結晶

塑性加工を受けた金属は、加工により硬く歪んだ結晶が、ある温度以上に加熱すると元の柔らかさに戻ります。これは、金属特有の現象で、歪んだ結晶が熱により正常な結晶変化するためで、これを再結晶と言います。そして、再結晶が起こる温度のことを再結晶温度と言い場合350450です。

再結晶

英訳・(英)同義/類義語:re-crystallization

物質精製する方法一つで、溶液から結晶として回収することにより純度上昇する。

再結晶

作者秋谷

収載図書遠い記憶
出版社企画集団ぷりずむ
刊行年月2003.4
シリーズ名ゆきのまち幻想文学賞小品集


再結晶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/06 04:08 UTC 版)

再結晶(さいけっしょう、recrystallization)とは、合成または抽出などによって得られた粗結晶(純度の低い結晶)をより良質で不純物の少ない結晶へと成長させるための操作である。この語は、化学物理学金属工学材料工学)のほか、地質学でも用いられる。温度を緩やかに下げることによってより大きなかたちのよい結晶ができ、 収集率も向上する。




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