現像とは?

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げん ぞう -ざう [0] 【現像】

( 名 ) スル
写真で、露出されたフィルム印画紙薬品で処理して、写された像を目に見えるようにすること。また、その処理。 「フィルムを-する」
ある形をとってあらわれること。また、その形。 「外に現る外部行為と内にかく)れたる内部思想二条の-あるべき筈なり/小説神髄 逍遥
現象」に同じ。 「此有様はもと地球の動くために生じたる-なるゆえ/文明論之概略 諭吉


現像

読みげんぞう
英語:development

潜像銀塩写真では現像中心電子写真では静電荷の分布)を可視化する処理のこと.銀塩写真ではハロゲン化銀還元,およびそれに付随する化学的発色反応中心電子写真では, 静電気力によりトナー引き付けること,予め設け表面軟化層の変形起こすことなどが利用される.

現像

読み方げんぞう

デジタルカメラ撮影記録した RAW データ専用ソフトウエアで処理することを指す。銀塩写真フィルム印画紙記録された「潜像」を目に見える「顕像」にする処理を現像と呼んでいるわけだが、デジタル写真世界でもそれになぞらえて、こう言っている。

現像

作者上田周二

収載図書闇の扉
出版社沖積舎
刊行年月1988.11


現像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/24 09:02 UTC 版)

現像(げんぞう)とは、銀塩写真において、露光することによって撮影された写真映画の感光材料(フィルム乾板印画紙)を薬品現像液)で処理して、画像映像潜像)を出現・可視化(顕像)させることである[1][2][3]。この定義は、英語等でいう developing [4]であって、日本語では、英語でいう processing の指す範囲、つまり、 developing から fixing (定着)まで(現像を開始したフィルムが感光性を失い安定するまで)の一連の行程を指す[5][6]。したがって、広義の「現像」を日本語でもプロセスとも呼ぶ[5]




  1. ^ a b デジタル大辞泉『現像』 - コトバンク、2011年11月30日閲覧。
  2. ^ a b カメラマン写真用語辞典『現像』 - コトバンク、2011年11月30日閲覧。
  3. ^ a b 百科事典マイペディア『現像』 - コトバンク、2011年11月30日閲覧。
  4. ^ プログレッシブ和英中辞典(第3版)『現像』 - コトバンク、2011年12月3日閲覧。
  5. ^ a b デジタル大辞泉『C-41現像』 - コトバンク、2011年11月30日閲覧。
  6. ^ a b c d 『図解入門よくわかる最新半導体プロセスの基本と仕組み』、佐藤淳一、秀和システム、2010年2月 ISBN 4798025232 、p.100.
  7. ^ フィルム表面に附着した気泡は、タンクに現像液などを注入した際にタンクを軽く台などに打ちつけるなどすれば取れるうえに、ゼラチン層の膨満軟化はアルカリ剤がその作用を果たしてくれるからである。それにゼラチン層の必要以上の軟化を引き起こすおそれがあり、結果ゼラチン層の縮みやヒビなどの原因にもなるからである。
  8. ^ Wall, 1890, p.30–63.
  9. ^ Photographic Almanac, 1956, p. 149–155
  10. ^ a b Langford, Michael (2000). Basic PHOTOGRAPHY 7th EDITION. Oxford: Focal Press. pp. 210; 215–216. ISBN 0 240 51592 7. 
  11. ^ Photographic Almanac, 1956, p. 429–423
  12. ^ "メトール"はアグファを権利者とする商標であるので、レシピによっては「エロン」(イーストマン・コダック)、「モノール」(富士写真フイルム)、「モノパトール」(小西六写真工業)、「メチノール」(オリエンタル写真工業)、「メトールミン」(中外写真薬品)、「メトールサン」(ナニワ、エヌエヌシー)などと表記されているので注意が必要である。
  13. ^ 但し促進剤を加えない場合には「緩性現像薬」としての作用しか持たず、処方によっては現像に1時間前後かかる。
  14. ^ 但し促進剤として苛性アルカリが使われた時のみ「急性現像薬」としての作用を有する。
  15. ^ "フェニドン"はイルフォードを権利者とする商標であるので、レシピによっては「ピラゾン」(富士写真フイルム)、「フェニトール」(小西六写真工業)などと表記されているので注意が必要である。また中外写真薬品の「ピラミン」はフェニドンの同等品である。一般に“フェリドン”と呼称される場合がある。
  16. ^ 促進剤として苛性アルカリが使われた時は「急性現像薬」の作用を現す。
  17. ^ 処方は亜硫酸ソーダ:20g/重亜硫酸ソーダ:5g/ヘキサメタ燐酸ナトリウム:0.5gで、これらを順次温湯にて熔解し、最後に水を加えて1000mlにする。1000mlで35mmフィルム36枚撮りで20本処理できる。新液は保存性が高いが、使用液は保存中に汚濁が生じたら廃棄しなければならない
  18. ^ およそ6分の1に短縮できる
  19. ^ 現在でもこの作用を有する薬剤は見つかっていない。
  20. ^ これら副産物の臭化物は、現像作用そのものを抑制する作用を持っていて、結果原版が露出不足の様な感じになる。
  21. ^ 「印畫修整の實際」(p.236)
  22. ^ 現在一般に使われている小型タンクではなく、吊り下げ式の深タンクのことである
  23. ^ 平皿現像液の処方及び標準現像時間は現在一般に使用されている小型タンクにそのまま転用する事ができる
  24. ^ メトールがアグファを権利者とする商品名であるので、イーストマン・コダックではこの名で販売していた。
  25. ^ レシピに「重亜硫酸ソーダもしくは酸性亜硫酸ソーダまたは異性重亜硫酸カリ(メタカリ)」とある場合に、同量のメタカリをこれに代えることができる。
  26. ^ 海外のレシピでは一水塩炭酸ナトリウム(炭酸ナトリウム一水和物)となっている場合が多いが、国内では入手しづらく入手の容易な無水炭酸ナトリウムに使用量を換算して代替するのが通例であるので、この一覧でもそれに準ずる事とし、原処方にて「一水塩炭酸ナトリウム(一水塩炭酸ソーダ)」と特に指定のある場合のみ“一水塩”と併記して記載するものとする。
  27. ^ 特にレシピで指定のない限りは、必ず最後に溶解すること。
  28. ^ かつて「コダルク」の商品名で販売されていたアルカリ剤の主成分。現在は入手できないので、これで代用して調合する(レシピによっては硼砂で代用する。)
  29. ^ 例として「標準寫眞處方集」ではハイドロキノンが5.9g、無水炭酸ソーダが11.5g、ブロムカリが1.7gになっている。
  30. ^ 処方にメトールが使われているものならばフェニドンに代替できる。使用量はメトールの1/10。
  31. ^ 拓大写研のレシピに依る。「寫眞處方大事典」では0.5gとなっている
  32. ^ メトールがアグファを権利者とする商品名であるので、富士写真フイルムではこの名で販売していた。
  33. ^ かつて「ナボックス」の商品名で販売されていたアルカリ剤の主成分。現在は入手できないので、これで代用して調合する(レシピによっては“ホウ砂”で代用する。)
  34. ^ "Digitaltruth Photo"掲載のレシピでは一水塩5.75gとなっている。
  35. ^ "Digitaltruth Photo"掲載のレシピでは一水塩1.2gとなっている。
  36. ^ "Digitaltruth Photo"掲載のレシピでは一水塩14gとなっている。
  37. ^ "Digitaltruth Photo"掲載のレシピでは1.5gとなっている。
  38. ^ Homebrew Rodinal”. 2016年11月15日閲覧。
  39. ^ 解熱鎮痛剤である「タイレノール」を粉砕して調合する
  40. ^ Homebrew Rodinal”. 2016年12月18日閲覧。
  41. ^ https://www.youtube.com/channel/UCBnqUpcWchW-1SsHyTcFzvw]) 2016年11月27日 閲覧
  42. ^ https://www.digitaltruth.com/data/formula.php?FormulaID=144]) 2018年5月1日 閲覧
  43. ^ 原処方では30錠×500mgだが、日本では300mg処方の錠剤しか無いため50錠使用する。
  44. ^ How to make Rodinal”. 2016年12月26日閲覧。
  45. ^ Homebrew Rodinal -pa_Rodinal film developer -”. 2017年4月8日閲覧。
  46. ^ Parodinal-”. 2018年5月1日閲覧。
  47. ^ 「通俗寫眞藥品解說(加除訂正第三版)」所載のレシピ(p.389)に拠る
  48. ^ 「通俗寫眞藥品解說(加除訂正第三版)」所載のレシピ(p.388)に拠る
  49. ^ メトールがアグファを権利者とする商品名であるので、小西六写真工業ではこの名で販売していた。
  50. ^ かつて「コニグレイン」の商品名で販売されていたアルカリ剤の主成分。現在は入手できないので、これで代用して調合する(レシピによっては“ホウ砂”で代用する。)
  51. ^ 拓大写研のレシピではコニグレイン2gを調合する事になっているが、小西六写真工業が公表したレシピには記載がない。
  52. ^ メトールがアグファを権利者とする商品名であるので、オリエンタル写真工業ではこの名で販売していた。
  53. ^ 拓大写研のレシピに記載されているが、オリエンタル写真工業の公表したレシピには記載が無い。
  54. ^ 拓大写研のレシピでは2gとなっている
  55. ^ 「新写真処方と特殊写真処方集」では4.5gとなっている
  56. ^ 「新写真処方と特殊写真処方集」ではコダルク2.25gとなっている
  57. ^ a b 「特集フォトアート '77 No.60」掲載のレシピには記載がない
  58. ^ 「新写真処方と特殊写真処方集」では0.5gとなっている
  59. ^ 「特集フォトアート '77 No.60」掲載のレシピでは58.5gとなっている
  60. ^ 「特集フォトアート '77 No.60」掲載のレシピでは一水塩炭酸ソーダ50gとなっている
  61. ^ a b 自社現像レトロエンタープライズ、2011年12月2日閲覧。
  1. ^ “「DrFrankenfilm」のレシピに拠る [41]”。
  2. ^ “p-アミノフェノール塩酸ナトリウムの代わりに解熱鎮痛剤である『タイレノール』で調製するタイプのロジナールの別名 [42]”。



現像

出典:『Wiktionary』 (2011/12/03 05:24 UTC 版)

名詞

げんぞう

  1. 露光した感光材料フィルム印画紙)を現像液もちいて潜像可視化すること。英語 develop訳語
  2. 1. の過程から定着までの過程プロセス。英語 process訳語
  3. フォトリソグラフィにおける半導体素子製造過程のひとつ。1.に由来
  4. デジタルカメラ撮影したRAWデータソフトウェアもちいてRAW画像にすること。1.に由来

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