映画用フィルム
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「リバーサルフィルム」の記事における「映画用フィルム」の解説
上記のような写真用ではなく、小型映画用の16mmフィルム、8mmフィルムでは、2011年現在もカラー・白黒ともにリバーサルフィルムが製造販売されている。下記項目・節を参照。 スーパー8mmフィルム#現行製品 シングル8#フィルム
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映画用フィルム
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原理的には非常に長い写真フィルムに長方形のコマ型の画像を連続的に撮影し、最終的にポジ画像フィルムとしたものを断続的な光を投影する映写機の前に巻き出すことで映画のスクリーン上に動画を映写するまでの、一連の過程で使用されるフィルムの総称。(en:film stock) 映画用フィルムの構造は基本的に写真フィルムと同じくニトロセルロースベース(「ナイトレートフィルム」)から耐燃性向上のためにジアセチルセルロース(DAC)を経てTACをベースとした「安全フィルム」に切り替わった。これらは総称してアセテート・ベースと呼称されている。また、PETを原料とした映画用フィルムは強度に勝り、薄層化が可能となる。しかし、映画用フィルムも写真フィルムと同様にVTR化およびデジタル化が進み、その需要量は減少している。 撮影用フィルム(カメラフィルム) 映像を実際に撮影するために映画用カメラに装填されるフィルム。基本的にネガフィルムとポジフィルムに大別され、さらにさまざまな環境や効果に対応する種類がある。ニュース画像など迅速性を重視するなどのためフィルムを複製(デュープ)しない場合はそのまま映写できるポジが使われ、映画などデュープや画像を加工する場合はネガが多用される。またテレビ番組収録用では音声収録も同時に行えるマグネオストライプ(音声録音用磁性体が塗布された部分)付きフィルムもある。 プリントフィルム 映画を上映する際に映写機で使用されるフィルム。編集済みフィルムからさらに複数のデュープを経て量産されるポジフィルムで、1990年代以降はPETベースが多く使用されている。何度もデュープが繰り返されたフィルムのため、画質はマスターフィルムに比べると劣る、その過程で傷やブレ、ゴミなどが入りやすい。何度も巻き出しと巻き取りを繰り返すため、フィルムそのものの破損を予防するために、駆動力を歯車からフィルムに伝達する穿孔穴(パーフォレーション)には高い寸法精度が求められる。 ラボフィルム 撮影用フィルムの画像をプリントフィルムにデュープする工程で使用されるフィルム。摺動などから起こりうる損傷から撮影用フィルムを防ぐ「インターメディエイトフィルム」や、タイトルロゴや特殊効果を加えるために挟み込んで使用するフィルムなどがこれに当たる。
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