映画用としての35ミリフィルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 16:52 UTC 版)
「写真フィルム」の記事における「映画用としての35ミリフィルム」の解説
世界最初の映画システムであるトーマス・エジソンのキネトグラフ/キネトスコープ、映写できる最初の映画システムであるリュミエール兄弟のシネマトグラフともに採用していた。同じ幅になったのは、当時映画用フィルムに使用できた唯一のフィルムがコダック製の長さ200ft、幅42inのロールフィルムで、これを30分割したためである。ただしシネマトグラフではパーフォレーションが画面1駒につき左右1個ずつ。映画は原則フィルムを縦に走らせる。スタンダード比率のトーキー映画の場合には16×22mmの画面寸法を持つ。これ以外にも横走りワイドスクリーンの「ビスタビジョン」、フィルム節約用の特殊フォーマット「テクニスコープ」、サウンドトラックを取らない撮影専用の「スーパー35」など多くの規格が並存しており、必要に応じて選択される。
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