駆動力
駆動力
クルマを走行させるために、エンジントルクをタイヤに伝え、タイヤが路面を蹴る力をいう。駆動力(P)=エンジントルク(Te)×変速機ギヤ比×終減速比×伝達効率÷タイヤの動荷重半径、の式から求める。したがって、変速機の段位によって駆動力の値は大きく変わる。駆動力は、駆動力線図(走行性能線図)に表され、横軸に車速、縦軸に駆動力と走行抵抗(力)をとり、駆動力は変速機段位ごとに描かれ、走行抵抗は勾配を0~50%の間を5%ごとに表す。それにより最高速度、最大登坂能力、余裕駆動力などを知ることができる。縦軸にエンジン回転速度を入れることで、各段位のエンジン回転速度を読むことができる。
同義語 トラクション駆動力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 04:34 UTC 版)
重力を m g {\displaystyle mg} 、斜面の傾斜を β {\displaystyle \beta } と表すとき、駆動力 F D {\displaystyle F_{D}} は F D = m g sin β {\displaystyle F_{D}=mg\sin \beta } と表せ、これは重力の斜面方向の成分である。
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