ほう‐しゃ〔ハウ‐〕【×硼砂】
ホウ砂
硼砂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:54 UTC 版)
古くから促進剤として利用されてきた単薬。常に一定量のアルカリイオンを放出する緩衝作用があり、現像液の寿命までアルカリ度を一定に保つ様働くので、緩衝剤としても使用される。促進剤としては炭酸ナトリウムが主に使用されるため処方されない場合が多く、されても少量である。pH9前後でアルカリ度は高いがその作用は柔らかく、主に微粒子現像液に用いられることが多い。7水塩や10水塩など結晶水の数によって効果が上下するので、添加量には注意が必要である。
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「硼砂」の例文・使い方・用例・文例
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