現像サービスとは? わかりやすく解説

現像サービス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/06 02:47 UTC 版)

シングル8」の記事における「現像サービス」の解説

富士フイルムの現像サービスは、2013年平成25年9月終了する2011年平成23年12月現在は、全国フィルム販売店受け付けた撮影済みフィルムを、東京調布富士フォトギャラリー調布受け付け敷地内事業所現像業務行っている。現像処方はMCR-58現像。同現像所処理能力は、現像処理1時間あたり約100本、マグネ塗布1時間あたり約150本である。 この現像所かつては長らく「フジカラーサービス東京現像所」と呼ばれ富士写真フイルム当時の子会社フジカラーサービスの事業所であった。フジカラーサービスはそもそも1946年昭和21年4月天然色写真として設立され1953年昭和28年6月富士天然色写真1965年昭和40年4月にフジカラーサービスに商号変更した会社である。2004年平成16年10月同社新たに設立され富士フイルムイメージング統合、「フジカラーサービス東京現像所」は「富士フイルムイメージング東京事業所」と名称を変更した2009年平成21年2月1日には、同社富士フイルム統合された。したがって現在の調布現像所富士フイルム直営である。1998年平成10年7月31日までは、大阪・堺に「フジカラーサービス大阪現像所」が存在しシングル8現像業務全面的に行っていたが、これが閉鎖され調布統合された。 1965年昭和40年4月シングル8規格発表および富士天然色写真による現像業務開始時にはフィルム価格現像料も含まれていた。1968年昭和43年)には白黒フィルム1970年昭和45年3月にはカラーフィルムについても現像料をフィルム価格から分離した1999年平成11年3月1日導入された「新し仕組み」により、サウンドフィルムとアフレコフィルムの製造販売終了したことにともない現像時にサイレントフィルムにマグネストライプ塗布を行う新サービスアフレコ仕上げ」(現像+マグネ塗布)を導入現像のみの「サイレント仕上げ」と2つ現像業務を行うものとした。「サイレント仕上げ」後のマグネ塗布はこれを行わない。「新し仕組み導入時現像希望小売価格は「サイレント仕上げ」で640円、「アフレコ仕上げ」で980円であった2008年平成20年7月16日富士フイルム配布した文書によれば、「アフレコ仕上げ」の工程不具合発生し、マグネストライプ塗布を行うことができなくなり、同仕上げ停止、「サイレント仕上げ」のみとした。同年12月27日店頭受付分より「アフレコ仕上げ」を再開した2011年平成23年12月現在の現像希望小売価格は「サイレント仕上げ」で1,261円、「アフレコ仕上げ」で1,956円であり、13年足らずで2倍に価格高騰している。2013年平成25年9月 現像業務終了富士フイルム以外の現像サービスは、東京墨田区レトロエンタープライズオランダスーパー8・リヴァーサル・ラボ、ドイツヴィットナー・シネテック等が、カラーリバーサルフィルムについてはE-6現像行っている。

※この「現像サービス」の解説は、「シングル8」の解説の一部です。
「現像サービス」を含む「シングル8」の記事については、「シングル8」の概要を参照ください。

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