カラーリバーサルフィルム
リバーサルフィルム
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 22:51 UTC 版)
リバーサルフィルム(英語: Reversal film, transparency film)、反転フィルム(はんてんフィルム)は、現像の過程において露光・第一現像後、反転現像によってポジ画像(陽画)を得る構造をもつ写真フィルムである[1][2][3]。リバーサル写真フィルムはスライドおよび商業印刷に、16mmフィルムおよび8mmフィルム等の映画フィルムは映画の上映に使用される[1](映画の場合は、リバーサルフィルムで撮影することもあるが、ネガフィルムに撮影してそのネガ像でポジフィルムを露光させ、リバーサル現像ではなくネガ現像でポジ像を得ることがある。この場合ポジフィルムであるが、リバーサルではない。この記事では以下もっぱら写真について説明する)。ネガフィルムとは逆に画像の色や明るさをそのとおりに見ることができるため、ポジフィルムあるいは陽画フィルム(ようがフィルム)とも呼ばれる[1][2][3][4]。スライドプロジェクタで拡大投影して使われることもあるため、スライドフィルムとも呼ばれる[3][4]。日本では富士フイルム、コダック等が製造販売している。
- ^ a b c デジタル大辞泉『反転フィルム』 - コトバンク、2011年12月11日閲覧。
- ^ a b ASCII.jpデジタル用語辞典『リバーサルフィルム』 - コトバンク、2011年12月11日閲覧。
- ^ a b c d カメラマン写真用語辞典『リバーサルフィルム』 - コトバンク、2011年12月11日閲覧。
- ^ a b ダイビング用語集『ポジフィルム』 - コトバンク、2011年12月11日閲覧。
- ^ マウント仕上げにすると上下左右とも若干トリミングされることになる。35mmフィルムの場合、画面サイズ24mm×36mmに対しマウントの切り欠きサイズは23mm×34mmになる。
- ^ https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1037896.html
- ^ a b http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/news/2018/1018.shtml
- ^ 古いフィルムの現像 (特殊手作業処理) - レトロエンタープライズ
- ^ a b c d e f コダックプロフェッショナルエクタクロームおよびエリートクロームフィルム製造販売中止のお知らせ、コダック、2012年3月1日付、2012年3月2日閲覧。
- ^ KODAK PROFESSIONAL ELITEクローム100フィルム - 製造終了、コダック、2012年3月2日閲覧。
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