カラーリバーサルフィルムの概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 22:51 UTC 版)
「リバーサルフィルム」の記事における「カラーリバーサルフィルムの概要」の解説
ネガフィルムと比してラティチュードが狭く、フィルム自体が完成品となり撮影後の露光補正手段が限られているため、正確に露出やカラーバランスを合わせて撮影する必要がある。その反面、鮮やかでリアルな色再現性や解像度の良さから高く評価され、写真の分野においてプロやハイアマチュア写真家によく用いられる。しかしデジタル一眼レフカメラの普及によりリバーサルフィルムの利用が減少したため、一部メーカーが撤退したほか、フィルム価格の高額化やラインナップの縮小を余儀なくされている。書籍や雑誌、ポスターなど印刷用途としては、透過原稿の方が適しているためによく用いられてきたが、それも最近では出版がDTP化し、コンピューターと連携させやすいハイスペックのデジタルカメラに大半が置き換わりつつある。
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