ライカ判
ライカ判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 19:51 UTC 版)
135フィルムを画面寸法24×36mmで使用するライカ判フィルムカメラ(及びその影響下にあるカメラ)では、歴史的経緯から、ライカカメラの標準レンズがデファクトスタンダードとして定着した公称焦点距離5cm(実焦点距離51.6mm)が標準レンズとされている。 しかし、画面対角線長から導かれる焦点距離としては約43mmであることからもわかるように5cmはいささか望遠寄りに過ぎる。そのため、前述のライカの標準に倣っている、レンズ交換式のレンジファインダー機や一眼レフ機の固定焦点の標準レンズ等はともかくとして、レンズ非交換式のカメラの固定レンズとしては、その焦点距離が4.5cm〜4cm、あるいはさらに短い3.5cmぐらいまでは標準域として扱われる(広角とはあまり強く言われない)ことが専らであり、3.0cmあたりからが広角扱いということが多い。
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