メモリースティックとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > メモリースティックの意味・解説 

メモリースティック【Memory Stick】

読み方:めもりーすてぃっく

ソニー開発したメモリーカード規格の一。小型化した「メモリースティックデュオ」、さらに薄型・軽量化した「メモリースティックマイクロ」などがある。商標名


メモリースティック

ソニーが開発した、ガム型フラッシュメモリー。白と青の2種があり、白のスティックが著作権保護対応型でメモリースティックウォークマンで使用されるものだ。現在は最高で64MBの容量のものが商品化されている。

(執筆:オーディオビジュアル評論家 麻倉怜士)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。


メモリースティック

ソニー、オリンパス、カシオ、三洋電機、シャープ、富士通の共同開発によるメモリーカード規格。VAIO、ハンディカムなど多くのソニー製品で採用されている。メモリー部とソケット部を分離した新製品も発表された。

(執筆:オーディオビジュアル評論家 夏目利明)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。


メモリースティック


メモリースティック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/22 02:55 UTC 版)

メモリースティック (Memory Stick) は、かつてソニー製を中心とするデジタルカメラデジタルオーディオプレーヤー携帯電話携帯ゲーム機などの記録媒体として利用されていたフラッシュメモリを用いた小型メモリーカード、およびその関連規格・製品群の総称である。省略して「メモステ」「MS」などとも呼ばれる。1997年に発表されたが、すぐに競合規格であるSDメモリーカードに後塵を拝するようになった。


  1. ^ ただし、実際にFAT32を使用しているのは4GB以上のメディアであり、2GB以下のメディアは従来通りFAT16である。このため当時はメモリースティックProを読み込める機器であってもFAT16までしか対応しておらず4GB以上のメディアを正常に扱えない場合もあった。
  2. ^ この最低速度保証は、後にSDHCメモリーカードでもSDスピードクラスとして取り入れられている。
  3. ^ 付属の変換アダプタを利用することでmicroSDカードも使用することができる。
  4. ^ 本機はメモリースティック マイクロの他、microSD/microSDHCカードにも対応する。
  5. ^ なお、同社のスマートフォンであるXperiaシリーズは、最初からmicroSDのみの対応である。
  1. ^ ソニー、デジタルカメラなどAV機器用の新規格ICメモリーカード”. インプレス (1997年7月17日). 2015年4月20日閲覧。
  2. ^ MGメモリースティックおよびMGメモリースティックDuoメモリースティック(MG/高速転送対応)が対応
  3. ^ a b ソニー、新記憶媒体「メモリースティック」”. インプレス (1998年7月30日). 2015年4月20日閲覧。
  4. ^ ソニー、メモリースティックのロードマップを公開”. インプレス (2000年10月25日). 2015年4月20日閲覧。
  5. ^ a b News:ソニー、新世代の「メモリースティックPRO」を発表”. ITmedia (2003年1月10日). 2015年4月20日閲覧。
  6. ^ 「今年こそメモリースティック普及元年」”. ITmedia (2004年5月21日). 2015年4月20日閲覧。
  7. ^ a b メモステマイクロ、狙うは海外の小型携帯”. ITmedia (2005年10月19日). 2015年4月20日閲覧。
  8. ^ News and Information 内蔵メモリーに音楽CD約11枚分の長時間記録が可能、小型でさらに携帯性が向上した新スタイルネットワークウォークマン 発売”. ソニー (2002年12月10日). 2009年9月6日閲覧。
  9. ^ News and Information 高速データ転送に対応し、著作権保護技術「マジックゲート」を標準搭載した新 「メモリースティック」 を発売”. ソニー (2004年4月14日). 2009年9月6日閲覧。
  10. ^ News and Information 「メモリースティック デュオ」のラインアップが一新高容量記録・高速データ転送の「メモリースティックPRO デュオ」を新たに発売”. ソニー (2003年8月19日). 2009年9月6日閲覧。
  11. ^ News and Information 高画質動画記録に対応可能な、高容量・高速書込みを実現する新世代メモリースティック「メモリースティックPRO(プロ)」発売~記録容量 1GB・512MB・256MBに対応~”. ソニー (2003年1月10日). 2009年9月12日閲覧。
  12. ^ 元麻布春男の週刊PCホットライン”. インプレス (2005年12月6日). 2009年9月12日閲覧。
  13. ^ “とんがった”メディアを目指す「メモリースティックPRO」”. ITmedia (2003年2月7日). 2015年4月20日閲覧。
  14. ^ サンディスクとソニー、携帯電話向けにより小型化したIC記録メディア「メモリースティック マイクロ」(M2)フォーマットを開発”. ソニー (2005年9月30日). 2015年4月20日閲覧。
  15. ^ ITmediaニュース:Duoより小さい「メモリースティックマイクロ」”. ITmedia (2005年9月30日). 2015年4月20日閲覧。
  16. ^ サンディスクとソニー、高速転送、高速書き込みを実現する「メモリースティックPRO-HG」を開発”. ソニー (2006年12月11日). 2009年8月6日閲覧。
  17. ^ 転送速度は「PRO」の3倍 「メモリースティックPRO-HG」開発”. ITmedia (2006年12月11日). 2015年4月20日閲覧。
  18. ^ 【新製品レビュー】ソニー「メモリースティックPRO-HGデュオ」+ExpressCardアダプター”. インプレス (2007年7月11日). 2010年12月29日閲覧。
  19. ^ ソニー、32GBのメモリースティックPRO-HGデュオHXを国内発売”. インプレス (2009年7月16日). 2015年4月20日閲覧。
  20. ^ a b サンディスクとソニー、「メモリースティックPRO」と「メモリースティック マイクロ」の拡張フォーマットを共同開発”. ソニー (2009年1月8日). 2009年8月6日閲覧。
  21. ^ ソニー、最大2TBの「メモリースティックXC」仕様を公開”. インプレス (2009年8月6日). 2009年8月6日閲覧。
  22. ^ a b “ミラーリングメモリースティック”「PXシリーズ」発売のご案内”. ソニー (2012年10月31日). 2015年4月20日閲覧。
  23. ^ ソニー、“メモリースティックROM”を発表”. アスキー (2001年5月28日). 2015年4月20日閲覧。
  24. ^ ソニー、“メモリースティック Duo”を7月に発売――“メモリースティック-R(仮称)”も開発中”. アスキー (2002年6月3日). 2015年4月20日閲覧。
  25. ^ フルハイビジョンの動画撮影を実現 デジタルスチルカメラ “サイバーショット”|プレスリリース|ソニー”. ソニー (2010年1月10日). 2010年1月28日閲覧。
  26. ^ 静止画ファイルフォーマット | メモリースティック”. ソニー. 2010年7月15日閲覧。
  27. ^ 位置情報ファイルフォーマット | メモリースティック”. ソニー. 2010年7月15日閲覧。
  28. ^ SD連合がシェア65%で圧勝、メモリーカード規格対決、買い得なのは?”. BCN (2005年10月3日). 2015年4月20日閲覧。
  29. ^ ソニーがSDカードを発売へ”. ITmedia (2010年1月7日). 2015年4月20日閲覧。
  30. ^ 使用できるメディアの種類 | PlayStation®Vita ユーザーズガイド”. manuals.playstation.net. 2022年7月13日閲覧。
  31. ^ 本物そっくり 偽造メモリースティックに注意”. ITmedia (2006年7月16日). 2015年4月20日閲覧。



メモリースティック(マジックゲート/高速データ転送対応)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 22:05 UTC 版)

「メモリースティック」の記事における「メモリースティック(マジックゲート/高速データ転送対応)」の解説

MagicGate機能有無複雑化していたラインナップ整理と、登場初期仕様のままだった転送速度の向上のため、メモリースティックおよびMGメモリースティック2004年5月に、メモリースティックDuoおよびMGメモリースティックDuo2003年9月に、順次「メモリースティック(マジックゲート/高速データ転送対応)」へと切り替えられた。 本モデルではMagicGate機能標準搭載するとともにメモリースティックPRO同様のパラレルデータ転送対応し最大転送速度を160Mbpsへと引き上げた(ただし、これはあくまで理論値であり、実測値ではメモリースティックPRO及んでいない。また機器側もパラレル転送対応する必要がある)。外形寸法MGメモリースティックおよび同Duo同一であり、仕様上の違い転送速度のみとなっている。 本モデルカラーリング紺色統一された(限定カラーモデルなど一部を除く)。 なお、メモリースティック規格自体変更加えられなかったため、一部サードパーティー製品ではその後MagicGate非対応のメモリースティックが残っていた時期があった。

※この「メモリースティック(マジックゲート/高速データ転送対応)」の解説は、「メモリースティック」の解説の一部です。
「メモリースティック(マジックゲート/高速データ転送対応)」を含む「メモリースティック」の記事については、「メモリースティック」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「メモリースティック」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メモリースティック」の関連用語

メモリースティックのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メモリースティックのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
HiVi WEBHiVi WEB
(C)2024 STEREO SOUND Publishing Inc.
AV製品に関する用語辞典
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリメモリースティックの記事を利用しております。
カメラマンWebカメラマンWeb
© 2005-2024 モーターマガジン社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメモリースティック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのメモリースティック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS