MIDI検定
別名:MIDIライセンス
【英】MIDI license
MIDI検定とは、MIDI規格の理解および活用スキルを問う認定制度の名称である。社団法人音楽電子事業協会が主催している。
MIDI検定は、電子音楽のデファクトスタンダードとなっているMIDIについて、規格を理解し活用できる人材を育成することを目的として、1999年以来、毎年1回実施されている。全国主要都市、約80会場で実施されており、毎年の受験者は約3千名にのぼるという。
試験ランクには4級、3級、2級がある。2級は筆記試験と実技試験が行われ、音楽制作現場でMIDIに関する制作や監修に携わるレベルのスキルが問われる。また、2級合格者には「認定4級指導者」の養成講座を受講する資格が与えられる。認定4級指導者はMIDI検定4級講座を自分で開講することができる。
参照リンク
midilicense.com - (MIDI検定公式サイト)
MIDI検定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 13:48 UTC 版)
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MIDI検定 | |
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実施国 |
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資格種類 | 民間資格 |
分野 | コンピュータ・情報処理 |
試験形式 | 講習・実技 |
認定団体 | 音楽電子事業協会 |
認定開始年月日 | 2000年 |
等級・称号 | 1級 - 4級・認定2級 - 4級指導者講座 |
公式サイト | MIDI検定 |
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MIDI検定(みでぃけんてい)とは、一般社団法人音楽電子事業協会が主催する検定試験である。
試験目的
電子音楽の事実上の標準規格であるMIDIを理解し、活用できる人材を育成する。
受験資格
- 1級:2級実技試験合格者
- 2級実技:2級筆記試験合格者
- 2級筆記:3級合格者
試験ランク
1級
- 楽譜からの音楽情報を正確かつ表現力豊かに作品として創造するプロレベルの技能を持つ人材
2級
- 音楽制作現場で実務レベルとして、MIDIに関する制作や監修に携わることが出来る人材
3級
- MIDIの基本知識を理解し、音楽情報を数値化したり、数値化されたデータを音楽情報として捉えることの出来る人材
4級
試験範囲
2級筆記
3級
4級
2級実技試験
内容
- 各自コンピュータ、音源、入力用キーボードを1台ずつ貸与
- 課題曲のデータ及びスコアが支給される
- 任意のシーケンサーソフトを用いて、課題データの欠落個所、間違いを修正し、修正したデータをSMFにして提出する
意味
- 制作仕様書に沿ったデータ制作が可能かどうか
- データが譜面 通りに作成されているか
- 作業時間が平均的なレベルであるかどうか
- 提出データのフォーマットが正しいか
1級試験
- 課題曲スコア(楽譜)をMIDIデータならびにオーディオCDとして完成させる
- 試験会場は無く、自宅など任意の環境にて各自制作を行い、郵送で提出する
- 採点は、MIDIデータを評価する一次審査と、表現力を評価する二次審査の二段階方式で行う
一次審査の審査基準
- 課題曲スコアのそれぞれの音が、正確にSMFに反映されているかどうか
- SMF自体のフォーマットが正常かどうか
二次審査の審査基準
- 一次審査のデータをもとに作成されたオーディオCDが、課題曲の意図をくみ取り、音楽的に表現されているかどうか
試験時間
- 1級 (10日間 正味20時間相当)
- 2級実技試験(120分)
- 2級筆記試験(90分)
- 3級(60分)
- 4級(300分の講義と50分の試験)
受験料
- 1級:¥18,000
- 2級実技:¥12,000
- 2級筆記:¥5,000
- 3級:¥3,000
上記はすべて消費税別。
※4級は各4級検定認定指導者の開催する講座によって異なる。
関連項目
外部リンク
MIDI検定と同じ種類の言葉
- MIDI検定のページへのリンク