エス‐ピー‐ディー‐アイ‐エフ【S/PDIF】
S/PDIF [Sony Philips Digital Interface]
S/PDIF
別名:SPDIF
S/PDIFとは、ソニーと、オランダのPhilips社とで共同開発された、CDやMDといったデジタルオーディオ機器を接続するためのインターフェース規格のことである。電気製品などについての規格化を進める団体であるIECによって認定されている。
機器間の接続には電気式のコアキシャル(同軸)ケーブルか、あるいは光学式の光ファイバーケーブルが用いられる。いずれも音声を完全なデジタル信号のままで送受信するので、機器どうしで音声データを転送しても音質の劣化を全く生じさせないことを特徴とする。通信は単方向で入力用・出力用の端子が用意されており、光ファイバーの場合、出力側の端子をのぞけば赤い光が確認できる。
家庭用のミニコンポをはじめミドルクラス以上のデジタルオーディオ機器に搭載されている他、パソコンの音楽用拡張カードであるサウンドカードにもS/PDIF端子の備わったものがある。
S/PDIF
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 08:03 UTC 版)
S/PDIF(Sony Philips Digital InterFace、ソニー・フィリップス・デジタル・インターフェース、エスピーディーアイエフ)とは、映像・音響機器などで音声信号をデジタル転送するための規格である。データ転送の方式および接続端子の種類を規定している。名称のSとPの間にスラッシュを入れず単にSPDIFとも表記される。読み方としては、そのまま読むほかエスピーディフ、スピディフなどとも読まれる。デジタル端子とも呼ばれる[1]。
注釈
出典
- ^ a b c d e “超初心者のための「オーディオ用の端子って? 」”. Denon 公式ブログ (2017年8月31日). 2021年6月6日閲覧。
- ^ “CEA: CEA Standards - Standards Listings by Committee”. CEA. 2009年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月31日閲覧。
- ^ “テレビを接続する | 接続情報 | サウンドバー/ホームシアターシステム | サポート・お問い合わせ | ソニー”. www.sony.jp. 2021年6月6日閲覧。
- 1 S/PDIFとは
- 2 S/PDIFの概要
- 3 概要
- 4 脚注
固有名詞の分類
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