日本所蔵の作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 02:33 UTC 版)
「アンドレ・ドーシェ」の記事における「日本所蔵の作品」の解説
東京の国立西洋美術館は、油彩画「樹と流れ」、銅版画「ブルターニュ風景」の2点を所蔵しているが、現在常設展示外。岡山県倉敷市の大原美術館は油彩画「風景」を所蔵、常設展示している。 国立西洋美術館所蔵作品は松方コレクションに由来し、同コレクションにはコッテ29点、シモン7点が含まれる。大原美術館所蔵作品は大原コレクションの一つで、同コレクションはコッテ5点とシモン1点を含む。 戦前の日本の収集家が、印象派や前衛のアンリ・マティスに加え、よりアカデミックで折衷的作風の「バンド・ノワール」にも強い関心を示していたことが窺われる。なお官学派の堅実な作風を理想とし、印象派やマティスへの反発を隠さなかった鹿子木孟郎(1874年-1941年)はメナールと交流があり、ブルターニュで製作を行った。
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