所蔵作品
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「ビュールレ・コレクション」の記事における「所蔵作品」の解説
ここでは、主要な所蔵作品について解説する。作者は早く生まれた者から順に記載し、各人の作品は先に制作されたものから順に記載する。作品名の直後に添えたリンクは外部リンクで、当該作品の良質な画像である。□印を添えたものは下段にて画像の表示あり。2008年の盗難事件関連作品には【盗2008】の目印を添える。 フランス・ハルス(1581年/1585年頃 - 1666年)『男の肖像』/1660-66年。 アントーニオ・カナール(カナレット)(1697年 - 1768年)『カナル・グランデ、ヴェネツィア』/1738-42年。 『サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、ヴェネツィア』/1738-42年。 フランチェスコ・グアルディ(1712年 - 1793年)『サン・マルコ沖、ヴェネツィア』/1780-85年。 ドミニク・アングル(1780年 - 1867年)『イポリット=フランソワ・ドゥヴィレの肖像』/1811年。 『アングル夫人の肖像』/1814年頃。緻密な描写で知られるアングルが荒いタッチを用いた珍しい作品。 ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(1796年-1875年)『読書する少女』/1845-50年。□ ウジェーヌ・ドラクロワ(1798年 - 1863年)『アポロンの凱旋』/1853年頃。 『モロッコのスルタン』/1862年。□ ギュスターヴ・クールベ(1819年 - 1877年)『ある狩人の肖像』/1849-50年。□ 『彫刻家ルブッフの肖像』/1863年。 ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ(1824年 - 1898年)『コンコルディア(習作)』/1859-61年。 カミーユ・ピサロ(1830年 - 1903年)『会話、ルーヴシエンヌ』/1870年。 『ルーヴシエンヌの雪道』/1870年頃。 『オニーからポントワーズヘ向かう道 − 霜』/1873年。 エドゥアール・マネ(1832年 - 1883年)『オリエンタル風の衣装をまとった若い女』/1871年。 『燕』/1873年。□ 『自殺』/1877-81年。仏題 Le Suicidé。□ 『ベルヴュの庭の隅(フランス語版)』/1880年。□ 『ワシミミズク』/1881年。 エドガー・ドガ(1834年 - 1917年)『ピアノの前のカミュ夫人』/1869年。□ 『リュドヴィック・ルピック伯爵と娘たち(英語版)』/1871年頃。□【盗2008】 『出走前』/1878-80年。 『14歳の小さな踊り子』/1880-81年の油彩画。ブロンズ像「14歳の小さな踊り子」/1932-36年。 『待合室の踊子たち』/1889年頃。 (英題)Dancers in a landscape1897年頃。仏題 Danseuses dans un paysage。踊り子を描いた数ある作品の一つ。山を遠望する野外での踊り子たちのレッスン風景を描いたもの。□ アンリ・ファンタン=ラトゥール(1836年 - 1904年)『パレットを持つ自画像』/1861年。 ポール・セザンヌ(1839年 - 1906年)『聖アントニウスの誘惑』/1870年頃。 (英題)L'Estaque, Melting Snow /1871年頃。エスタックの雪解けの景色。□ 『扇子を持つセザンヌ夫人の肖像』/1878-88年。 『風景』/1879年頃。 『パレットを持つ自画像』/1890年頃。□ 『赤いチョッキの少年(英語版)』1894年もしくは1895年の作。ビュールレは「自分のコレクションの中心であり、誇りである」と語っていた。□【盗2008】 『サント・ヴィクトワール山(ビュールレ・コレクション)』1904-1906年。サント・ヴィクトワール山を描いた連作『サント・ヴィクトワール山(フランス語版)』のうち、当コレクション収蔵の1枚。スイス国内にある2枚のうちの1枚。□ 『庭師ヴァリエ(老庭師)』/1904-06年。 アルフレッド・シスレー(1839年 - 1899年)『ハンプトン・コートのレガッタ』/1874年。 『プージヴァルの夏』/1876年。 クロード・モネ(1840年 - 1926年)『ヴェトゥイユ近郊のひなげし畑(イタリア語版)』/1880年。□【盗2008】 『ジヴェルニーのモネの庭』/1895年頃。 『陽を浴びるウォータールー橋、ロンドン』/1899-1901年。 『睡蓮の池、緑の反映』1920-26年。高さ2メートル×幅4メートルの大作。1952年、ビュールレはモネの遺族から『睡蓮』3点を破格の安値で購入したが、2点をチューリッヒ美術館に寄贈し、この1点を自身のコレクションとした。安かったのは、当時においてこれほどの大きさの絵画は装飾芸術として軽んじられていたからである。その後、評価は一転し、スイス国外に一度も出されることのない門外不出の傑作となった。そのような本作であるが、2018年(平成30年)2月14日から5月7日まで日本の国立新美術館で開催される『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』の出展作品の一つとして、初めて国外に出た。 ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841年 - 1919年)『アルフレッド・シスレーの肖像』/1864年。 『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢』1880年。別名『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)』。銀行家ルイ・カーン・ダンヴェール(フランス語版)伯爵の長女で当時8歳の美少女であったイレーヌを描いた世界的に有名な作品で。ビュールレが老年のイレーヌ本人から競売を通じて直接購入した。 □ 『夏の帽子』/1893年。 『泉』/1906年。 ポール・ゴーギャン(1848年 - 1903年)『肘掛椅子の上のひまわり』/1901年。□ 『贈りもの』/1901年。別名『奉納』 □ フィンセント・ファン・ゴッホ(1853年 - 1890年)『古い塔』/1884年。 『自画像』/1887年。 『アニエールのセーヌ川にかかる橋』/1887年。 『日没を背に種まく人』/1888年。別名『種をまく人(ミレーによる)』 □ 『花咲くマロニエの枝(英語版)』1890年の油彩画。日本語では『花咲く栗の枝』の訳題でも知られているが、描かれているのは、フランス人にとって親しみ深いマロニエである。□【盗2008】 『二人の農婦(フランス語版)』/1890年。□ ジョルジュ・スーラ(1859年 - 1891年)『グランド・ジャット島の日曜日の午後 (1884-1885)』1884-85年の油彩画。仏題 Étude pour "La Grande Jatte"、英題 Sunday Afternoon on the Island of La Grande-Jatte。数ある習作のうちの1枚で、当コレクション収蔵の1枚。同じ習作のうち、同じタイトルで呼ばれることがあり、製作年まで同じものは、他に5枚が知られている。当コレクションが収蔵するのは、画面手前の日陰に腰を下ろしたシルクハットの男性と犬がいる1枚である。□ ポール・シニャック(1863年 - 1935年)『婦人帽子店』/1885-86年。□ 『ジュデッカ琿河、ヴェネツィア、朝 (サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂) 』/1905年。 アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864年 - 1901年)『コンフェッティ』/1894年。 『メッサリナ』/1900-01年。□ ピエール・ボナール(1867年 - 1947年)『アンブロワーズ・ヴォラールの肖像』/1904年頃。 『室内』/1905年頃。 エドゥアール・ヴュイヤール(1868年 - 1940年)『訪問者』/1900年頃。 『自画像』/1906年頃。 アンリ・マティス(1869年 - 1954年)『雪のサン=ミシェル橋、パリ』/1897年。 モーリス・ユトリロ(1883年 - 1955年)『パンソン丘 (1906)』/1906年。仏題 La Butte Pinson (vers 1906)。 (仏題)La Porte Saint-Martin à Paris (vers 1908) /1908年。 アメデオ・モディリアーニ(1884年 - 1920年)『横たわる裸婦』/1916年。□ (英題)Junge Frau /1918年頃。仏題 Jeune femme, vers 1918、伊題 Giovane donna。□
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所蔵作品
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『美術館を歩く東日本編』では当館の常設展示物として流政之の「夜明け前」や菅井汲の作品などが紹介されており、「近代日本の洋画の流れ」展で坂本繁二郎や藤田嗣治、安井曽太郎や高松次郎の作品が展示されたことが記されている。『美術館を歩く東日本編』によれば国鉄長岡駅から徒歩5分の距離であり、美術館の展示スペースは268m2だった。 ニューヨーク近代美術館の館長が訪れて展示を絶賛したことがあるという。これら「大光コレクション」と呼ばれた近現代美術のコレクションは質・量ともに日本有数であり、当時は日本最大の現代美術館だった。1977年時点では約500点を所蔵しており、大きく「世界の現代絵画」、「日本の近代洋画」、「現代彫刻」、「現代版画」に分かれていた。
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所蔵作品
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竹久夢二の「立田姫」「秋のいこい」「加茂川」をはじめ、挿絵・詩文が掲載された雑誌などの資料、約2000点。本館では常時100点を展示し、年2回、夢二の幅広い仕事の紹介を目的として企画展を開催している。
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所蔵作品
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ふくやま美術館 福山市広域圏関連作家の作品 藤井松林 「百花百鳥之図」 1889年 羽田桂舟 「秋景煎茶図」 福田恵一 「安養」1926年 吉田卓 「羽扇を持てる裸婦」1926年 大村廣陽 「雪」1929年 金島桂華 「魚心暖冬」1936年 塩出英雄 「茶庭」1936年 奥田元宋 「若葉の頃」1946年 瀬戸内圏関連作家の作品 白瀧幾之助 「帽子の婦人像」 1905-10年 池田遥邨 「みなとの曇り日」1914年 南薫造 「夏」1919年 吉田博 「鞆之浦」1930年 児玉希望 「暮春」1932年 吉原英雄 「イワンの馬鹿」1955年 平櫛田中 「寿星」1962年 日本の近・現代美術の作品 岸田劉生 「静物(赤き林檎二個とビンと茶碗と湯呑)」1917年 北大路魯山人 「金銀彩武蔵野鉢」1925-31年 熊谷守一 「女の顔」1931年 須田国太郎 「冬の漁村」1937年 山口長男 「堰」1959年 靉嘔 「Violin on the chair」1967年 イタリアを中心とする20 世紀ヨーロッパ美術の作品 ジョヴァンニ・セガンティーニ 「婦人像」1983-84年 ジャコモ・バッラ 「輪を持つ女の子」1915年 アルベール・マルケ 「停泊船、曇り空」1922年 ジョルジョ・デ・キリコ 「広場での二人の哲学者の遭遇」1972年 ソーニャ・ドローネー 「色彩のリズム」1953年 ボッチォーニ 「カフェの男の習作」1914年 メダルド・ロッソ 「門番の女性」1883年 刀剣(小松コレクション) 福山市名誉市民でエフピコ創業者の小松安弘の収集品。同人の没後、2018年11月に所有者の株式会社小松安弘興産から福山市に寄贈された。これにより本館が所蔵する国宝の日本刀は7口となり、国宝19口を所蔵する東京国立博物館に次ぎ徳川美術館と同数の2位となった。 太刀 銘則房(国宝) 太刀 銘筑州住左(江雪左文字)(国宝) 短刀 銘国光(名物会津新藤五)(国宝) 太刀 銘正恒(国宝) 短刀 銘左 筑州住(太閤左文字)(国宝) 太刀 銘国宗(国宝) 太刀 銘吉房(国宝) 太刀 銘国清(重要文化財) 太刀 銘備州長船兼光 延文三年二月日(重要文化財) 短刀 銘光包(重要文化財) 太刀 銘備前国住長船盛景(重要文化財) 短刀 朱銘貞宗(名物朱判貞宗)(重要文化財) 刀 無銘 伝 来国光(重要文化財)
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所蔵作品
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「コートールド・ギャラリー」の記事における「所蔵作品」の解説
マネ 『フォリー・ベルジェールのバー』 ポール・セザンヌ "Tall Trees at the Jas de Bouffan" オーギュスト・ルノワール『桟敷席』 ゴッホ『耳を切った自画像』 ロベール・ドローネー "The Runners" 他に、ルーベンス、モディリアーニ、カンディンスキー、マネ、ロートレックなどもある。また、ドガによるブロンズ像も多数所蔵している。
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所蔵作品
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「一関ハリストス正教会」の記事における「所蔵作品」の解説
山下りんが製作したイコンが多数収蔵されている。 救主ハリストス(半身像)、受胎告知のガウリイル、四福音記者、受胎告知、生神女進堂祭、降誕祭、神現祭、聖枝祭、聖神降臨祭、十字架挙栄祭、至聖三位一体聖像、ゲフシマニヤ(大・小)、最後の晩餐、受胎告知のマリア、降誕祭、生神女誕生祭、生神女福音祭、迎接祭、顕栄祭、昇天祭、生神女就寝祭、洗礼祭、モイセイ聖像、救主ハリストス(笏と球を持つ)
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所蔵作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 08:46 UTC 版)
17世紀から18世紀に建てられたピウス5世宮殿にあり、約2,000作品を収蔵している。14世紀から17世紀の作品が多く、エル・グレコ、ディエゴ・ベラスケス、フランシスコ・ゴヤなどの作品がある。 < エル・グレコ『洗礼者聖ヨハネ』(1600/165) ディエゴ・ベラスケス『自画像』(c.1650) アドリアン・マングラールの工房『桟橋』(18世紀) フランシスコ・ゴヤ『フランシスコ・バイユー』(1786) ヴィセンテ・ロペス・ポルターニャ『ルイ=ガブリエル・スーシェ』、19世紀 ホアキン・ソローリャ 『Grupa valenciana』(1906) ダリオ・デ・レゴヨス『モタ城』(1909)
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