ビュールレ・コレクションとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > 美術館 > 美術館 > ビュールレ・コレクションの意味・解説 

ビュールレ・コレクション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 15:39 UTC 版)

ビュールレ・コレクションは、ビュールレ財団コレクション( - ざいだん - 、ドイツ語: Stiftung Sammlung E. G. Bührle英語: Foundation E.G. Bührle Collection) の日本語通称武器商人美術収集家かつパトロンであったエミール・ゲオルク・ビュールレ英語版が、家族と共に故郷ドイツから1937年に移り住んで以降[2]スイスチューリッヒの邸宅を飾るために収集した美術品群[2]であり、それを一般に開放していた美術館(2015年閉館)をも指す。美術館は邸宅の別棟を改装した施設である[3]。コレクションの主体は印象派ポスト印象派油彩画[4]。施設はチューリッヒ湖を見渡す丘の上に所在し、窓から見える景色も観光的価値がある。公式ウェブサイト上では「バーチャルツアー」として擬似的に館内を探訪でき、各展示ごとに解説を見ることができる。


注釈

  1. ^ a b c d e スイス政府観光局(公式ウェブサイト)「ビュールレ・コレクション」が挙げる代表作の一つ。

出典

  1. ^ ビュールレ・コレクション” (日本語). 公式ウェブサイト. スイス政府観光局. 2018年4月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』記者発表会レポート「最後のコレクション展」となる理由とは”. SPICE(スパイス) (2017年7月24日). 2018年4月18日閲覧。
  3. ^ a b c 東京・国立新美術館で特別公開!「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」” (日本語). 公式ウェブサイト. スイス政府観光局 (2018年). 2018年4月17日閲覧。
  4. ^ a b 『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』が開幕 井上芳雄「本物は迫力があります!」”. SPICE(スパイス) (2018年2月21日). 2018年4月18日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h 【「ビュールレ展」の源流】(上)印象派との出会い転機/収集作品を守るため遺族が公開決断」『東京新聞 朝刊(メトロポリタン面)』中日新聞東京本社、2018年4月3日。2018年6月4日閲覧。
  6. ^ 美術手帖編集部 (2017年7月12日). “全出品作の半分が日本初公開! 世界を代表する実業家の印象派コレクション、来日”. 美術手帖. 美術出版社. 2018年4月18日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h 森本智之 (2008年4月4日). “【至上の印象派展 ビュールレ・コレクション】「ビュールレ展」の源流(中) 失敗と成功 積み重ね”. 東京新聞 (中日新聞東京本社). http://www.tokyo-np.co.jp/article/event/bi/buehrle/list/CK2018040402100004.html 2018年4月18日閲覧。 
  8. ^ 芸術新潮』2018年6月号、新潮社、 80頁。
  9. ^ Uta Harnischfeger; Nicholas Kulish (2008年2月12日). “At Zurich Museum, a Theft of 4 Masterworks” (英語). New York Times. http://www.nytimes.com/2008/02/12/world/europe/12swiss.html 2012年4月19日閲覧。 
  10. ^ “被害総額175億円、ゴッホ、モネなど4点盗難 スイス”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2008年2月12日). http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200802120234.html 2012年4月19日閲覧。 
  11. ^ “史上最高額の盗難絵画2点を発見 ゴッホとモネ”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2008年2月20日). http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200802190412.html 
  12. ^ 強奪されたセザンヌの名画発見、価値80億円以上」『ロイター』(ロイター)、2012年4月13日。2018年4月17日閲覧。


「ビュールレ・コレクション」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ビュールレ・コレクション」の関連用語

ビュールレ・コレクションのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ビュールレ・コレクションのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのビュールレ・コレクション (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS