所蔵先・刊本等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 04:45 UTC 版)
完成した原本は将軍家に提出献上したものと、日光東照宮に奉納されたものがあり、前者は仮名本(和文体)が江戸城紅葉山文庫に納められ、近代以降は旧内閣文庫(現・国立公文書館)に収蔵。後者は真名本(漢文体)がそのまま日光東照宮に伝世されている。 また、写本については国立国会図書館・国立公文書館・宮内庁書陵部・東京国立博物館・尊経閣文庫・神宮文庫・蓬左文庫・東北大学・慶應義塾大学・天理大学・広島大学等に所蔵。刊本としては、続群書類従完成会で本編全15巻・索引2巻のシリーズで1980年〜1997年の既刊(仮名本)。また、日光東照宮所蔵本(真名本)も翻刻版全7冊が1989年から日光東照宮より発刊されている。なお、国立公文書館所蔵本は1964年にマイクロフィルム化もされており、前記刊本はこのフィルムからの翻刻である。
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