擬声語とは? わかりやすく解説

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ぎせい‐ご【擬声語】

読み方:ぎせいご

動物音声物体音響言語音によって表した語。「わんわん」「ざあざあ」「がらがら」の類。なお、広義には擬態語含めていうことがある擬音語。→擬態語


擬声語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 07:20 UTC 版)

擬声語(ぎせいご)とは、声などを字句で模倣したものである。本稿では便宜上、擬音語(ぎおんご)と擬態語(ぎたいご)の2つの総称として「擬声語」を見出しに使う。一般的に、擬音語と擬態語を総称してオノマトペという。擬音語は人、動物、物が発する音を表現し、擬態語は音がない雰囲気や状態を表現する[1]


注釈

  1. ^ 発音:紀元前5世紀のギリシア [onomatopo͜ɪ.í.a͜a]15世紀のコンスタンティノープル[onomatopiía]
  2. ^ 発音:[ˌɒnɵmætəˈpiː.ə] もしくは (主に NZ) [ˌɒnɵmætə-ˈpeɪə]
  3. ^ 発音:[ɔ.nɔ.ma.tɔ.pe]
  4. ^ 「ちんちん千鳥」北原白秋作詞・近衛秀麿作曲の歌から。

出典

  1. ^ 広辞苑、大辞泉。
  2. ^ 小野正弘編『擬音語擬態語4500 日本語オノマトペ辞典』小学館、2007年、622頁。
  3. ^ 新村出編 『広辞苑』 第五版、岩波書店、1998年11月11日初刷、392頁。
  4. ^ 鈴木一彦・林巨樹監修『概説日本語学』明治書院、1995年、112頁。
  5. ^ 玉村文郎編 『講座日本語と日本語教育7 日本語の語彙と意味』明治書院、1990年、139頁。
  6. ^ a b 飛田良文他編集 『日本語学研究大事典』明治書院、2007年、145頁。
  7. ^ 山口仲美『犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い』(光文社新書、2002年)。
  8. ^ 国語学会編『国語学大事典』東京堂出版、1991年、第7版、214頁。
  9. ^ 小野正弘編『擬音語擬態語4500 日本語オノマトペ辞典』小学館、2007年、13頁。
  10. ^ 「擬音語・擬態語」にはどんな種類がある? 国立国語研究所
  11. ^ 小野正弘編 『擬音語擬態語4500 日本語オノマトペ辞典』 小学館、2007年、12頁。
  12. ^ 山口仲美 「中古象徴詞の語音構造--清濁に問題のある語例を中心に--」( 『国語学』第93集、1973年)14-17頁。
  13. ^ 田守育啓・ ローレンス・スコウラップ 『オノマトペ 形態と意味』くろしお出版、1999年、1頁。
  14. ^ 金田一春彦著・浅野 鶴子編 『擬音語・擬態語辞典』角川小辞典〈12〉、角川書店、1978年
  15. ^ Dingemanse 2012, p. 656.
  16. ^ Dingemanse 2012, p. 655.
  17. ^ Dingemanse 2012, p. 658.


「擬声語」の続きの解説一覧

擬声語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 03:41 UTC 版)

半濁音」の記事における「擬声語」の解説

擬声語は前述棲み分け規則対す例外であり、和語ありながら語頭パ行音が頻繁に現れる

※この「擬声語」の解説は、「半濁音」の解説の一部です。
「擬声語」を含む「半濁音」の記事については、「半濁音」の概要を参照ください。


擬声語(英語:Animate phonomime)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 21:58 UTC 版)

音象徴」の記事における「擬声語(英語:Animate phonomime)」の解説

鳴き声といった生き物発する音を元にした言葉

※この「擬声語(英語:Animate phonomime)」の解説は、「音象徴」の解説の一部です。
「擬声語(英語:Animate phonomime)」を含む「音象徴」の記事については、「音象徴」の概要を参照ください。

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擬声語

出典:『Wiktionary』 (2021/08/07 00:41 UTC 版)

名詞

擬声 ぎせいご

  1. (修辞学) 人・動物の声や物体の音を表し言葉

発音(?)

ぎ↗せーご

類義語

関連語

翻訳


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