語源とその意味とは? わかりやすく解説

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語源とその意味

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:53 UTC 版)

哲学」の記事における「語源とその意味」の解説

古典ギリシア語の「フィロソフィア」(古希: φιλοσοφία、philosophiaピロソピアーフィロソフィア)という語は、「愛」を意味する名詞「フィロス」(φίλος)の動詞形「フィレイン」(φιλεῖν)と、「知」を意味するソフィア」(σοφία)が結び合わさったものであり、その合成語である「フィロソフィア」は「知を愛する」「智を愛する」という意味が込められている。この語はヘラクレイトスヘロドトスによって形容詞動詞の形でいくらか使われていたが、名称として確立したのはソクラテスまたはその弟子プラトンが、自らを同時代ソフィスト区別するために用いてからとされている。 古典ギリシア語の「フィロソフィア」は、古代ローマラテン語にも受け継がれ中世以降ヨーロッパにも伝わった20世紀神学者ジャン・ルクレール(en:Jean Leclercq)によれば古代ギリシアフィロソフィア理論方法ではなくむしろ知恵理性に従う生き方指して使われ中世ヨーロッパ修道院でもこの用法存続しとされる一方中世初期セビリャのイシドールスはその百科事典的な著作語源誌』(羅: Etymologiae)において、哲学とは「よく生きようとする努力結合した人間的、神的事柄に関する認識である」と述べている。

※この「語源とその意味」の解説は、「哲学」の解説の一部です。
「語源とその意味」を含む「哲学」の記事については、「哲学」の概要を参照ください。

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