ご‐い〔‐ヰ〕【五位】
五位
五位
五位
- 夜中逃走-其他々出旅行等一般ノ行動-夜半ニ鳴キ過グル五位鷺ノ意。〔第四類 言語動作〕
- 夜逃げ又は逃げること、五位鷺は夜間に飛ぶから。
- 夜逃げ又は逃げること。五位鷺は夜間に飛ぶから。
- 〔隠〕夜逃げ又は逃げること。五位虫は夜間にとぶより出でし語である。
- 夜逃げのことをいふ。五位鷺は夜飛ぶからである。
- 夜逃げ、又は逃走する事(五位鷺は夜間飛立つより)。転じて一般に立去る、帰るの意。
- 夜逃げ、又は逃げること。前橋。
- 夜逃げ又は逃亡すること、五位鷺は夜間に飛ぶことから出た語。
- 夜にげ、又は逃げること、五位鷺は夜間に飛ぶから。〔一般犯罪〕
分類 犯罪
五位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 06:57 UTC 版)
仏教において五位(ごい)とは、説一切有部によって唱えられた、一切法(あらゆる事象)を5種類に分類してまとめた説[1][2]。五法(ごほう)・五品(ごほん)などとも。仏教は一切法(sabba-dhammā)を、無為法と有為法に明確に二分して、両者を全く異質なカテゴリーとして扱う[2][3]。
注釈
- ^ 強力な善あるいは悪の行為が行われるとき(つまり業(身表業・語表業)が造られるとき)に、その業の余勢(表面から窺い知れない)が行為の終了後も行為者自身の上にとどまること[23]とも理解されるが、明治大正期より、近代仏教学者において流行した解釈であり、文献学的な論証によって確立された解釈ではない[24]。
- ^ 心所法の各梵名は次の典拠による。(説一切有部の心所説 ―仏教における心の分析)
- ^ 善でも悪でもない「無記」の一種。正しい知恵が起こるのを妨げる種類の無記を「有覆無記」、妨げない種類の無記を「無覆無記(むぶくむき)」と呼ぶ。
- ^ a b 旧字体は「癡」。
- ^ 心不相応行法の各梵名は右の典拠による。村上明宏『心不相応行法と無為法の関連性』、駒澤大学仏教学部論集45 、2014年10月、p.388(127) )
出典
- ^ 大辞林 第三版『五位』 - コトバンク
- ^ a b c 舟橋水哉『倶舎論概説 (日本宗教講座)』東方書院、1934年。doi:10.11501/1024814。
- ^ 藤田 正浩「原始仏教における縁起と一切法」『印度學佛教學研究』第33巻第1号、1984年、274-277頁、NAID 130004025061。
- ^ a b 岩波仏教辞典 1989, p. 54.
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- ^ a b c d e f g h i j k 横山 1976, p. 101.
- ^ 袴谷憲昭、「末那識」 - 日本大百科全書(ニッポニカ)、小学館。
- ^ 早島理「瑜伽行学派における「得prāpti」」、1992年、長崎大学教育学部社会科学論叢 (44)、pp.2-3。
- ^ a b c d e f g h i Peter Lunde Johnson、『On Realizing There is Only the Virtual Nature of Consciousness』、Lac Publications、2019年月、101頁
- ^ アビダンマッタサンガハ用語解説 - 日本テーラワーダ仏教協会 p3
- ^ ウェープッラ&戸田 2013, p. 180.
五位
「五位」の例文・使い方・用例・文例
- 五位鷺が泣く
- 正五位に叙せらる
- 五位鷺
- 従五位に叙せらる
- 正五位
- 五位対数表
- (律令制の)四位や五位の人が死ぬ
- 令制において,四位の人と五位の人と王と女王が死去すること
- 大夫という昔の官位の1つで五位のこと
- 年日を表す十干の第五位である戊
- 清涼殿にある,五位以上の人や六位の蔵人の詰所
- 五位以上の人や六位の蔵人
- 四位,五位の女官
- 五位以上の役人の妻
- むかし,元旦や即位式などに五位以上の人が着た正式の服装
- 五位で官職の無い人
- 公卿の子で,元服前に五位の位をうけた人
- 松の位という,五位の官の大夫
- 葦五位という鳥
五位と同じ種類の言葉
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