碧巌録とは? わかりやすく解説

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へきがんろく【碧巌録】

読み方:へきがんろく

中国の仏教書。10巻。宋の圜悟克勤(えんごこくごん)著。1125年成立。雪竇重顕(せっちょうじゅうけん)が百則の公案を選んだものに、著者が垂示(序論的批評)・著語(じゃくご)(部分的短評)・評唱(全体的評釈)を加えたもの。臨済宗で最も重要な書とされる。仏果圜悟禅師碧巌録。碧巌集。


碧巌録 (へきがんろく)

臨済宗[りんざいしゅう]で重んじられる仏教書物です。中国・宋[そう]の時代につくられました。


碧巌録

読み方:ヘキガンロク(hekiganroku)

分野 漢籍

年代 中国・宋

作者 圜悟克勤(臨済宗楊岐〔四世〕)


碧巌録

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/10/10 23:50 UTC 版)

『碧巌録』(へきがんろく)は、中国の仏教書であり禅宗の語録[1]。別名に仏果圜悟禅師碧巌録[2]、碧巌集とも呼ばれる[3]。全10巻[3]。宋代の禅僧で雲門宗4世[3]の雪竇重顕(せっちょうじゅうけん)が、唐代の禅者の伝記の中から百則の問答を選んでそれぞれに頌(頌古〈じゅこ〉のこと[4]、漢詩に宗旨を込めたもの[5])をつけた『雪竇百則頌古』(せっちょうひゃくそくじゅこ)に、宋代の禅僧で中国の臨済宗11世の圜悟克勤(えんごこくごん)が前文と批評を加えたもの[1](1125年)。圜悟克勤は各則ごとに垂示(すいじ、本則に対する簡単な説示)、評唱(ひょうしょう、批評と唱和[3]のこと、禅的な批判鑑賞[5])、および著語(じゃくご、個人の見解をもって述べる根源的な立場から行う批評の語)を加えている[3]。

宗教書であると同時に禅文学としての価値が大きく、古来より「宗門第一の書」といわれ、公開の場で提唱されることも多かった[3][1]。看話禅の発展は本書に依るところが大きく、本書に倣(なら)って『従容録』、『無門関』の公案集が作られた[3]。また、臨済宗の専門道場においては、修行者が自分の悟境を深めるための公案集として用いられている[1]。

出典

  1. 1 2 3 4 西村 2010, p. 8.
  2. ↑ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『碧巌録』 - コトバンク
  3. 1 2 3 4 5 6 7 岩波仏教辞典 1989, p. 713.
  4. ↑ 岩波仏教辞典 1989, p. 407.
  5. 1 2 岩波仏教辞典 1989, p. 789.

参考文献

関連項目

外部リンク

(碧巌録を所収。国立国会図書館デジタルコレクション)二松堂書店



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