黄檗宗とは? わかりやすく解説

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おうばく‐しゅう〔ワウバク‐〕【黄×檗宗】

読み方:おうばくしゅう

日本の三禅宗の一。承応3年(1654)来日した明僧(みんそう)隠元開祖で、京都府宇治市黄檗山万福寺本山とし、明治9年(1876)臨済宗から独立して一宗となる。教禅一如提唱念仏禅特色がある。→禅宗


黄檗宗

読み方:オウバクシュウ(oubakushuu)

臨済禅一派

別名 隠元派(いんげんは)、黄檗派(おうばくは)、黄檗(おうばく)


黄檗宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 08:06 UTC 版)

黄檗宗おうばくしゅうは、日本の三禅宗のうち、江戸時代開府はじめの明朝復興の願いに始まった一宗派[注釈 1]。江戸時代初期に来日した隠元隆琦(1592 - 1673年)を開祖とする[1][2]本山は、隠元隆琦の開いた京都府宇治市黄檗山おうばくさん萬福寺[1]


注釈

  1. ^ 三禅宗は他に臨済宗、曹洞宗。
  2. ^ 黄檗希運は唐の宣宗皇帝と臨済義玄(? - 867年)の師である。

出典

  1. ^ a b c d e 中村元ほか(編)『岩波仏教辞典』(第二版)岩波書店、2002年10月、109頁。 
  2. ^ 隠元(インゲン)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年8月11日閲覧。
  3. ^ 鎌田茂雄『中国仏教史』[要追加記述]
  4. ^ 尾形乾山
  5. ^ 後水尾法皇
  6. ^ 売茶翁
  7. ^ 伊藤若冲
  8. ^ 鶴亭


「黄檗宗」の続きの解説一覧

黄檗宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 22:44 UTC 版)

「禅」の記事における「黄檗宗」の解説

詳細は「黄檗宗」を参照 1654年江戸時代)に、明か招かれ中国臨済宗隠元隆琦禅師により始まる。当初臨済真宗」を標榜しようとした幕府許可得られず、臨済の師黄檗希運の名を取り臨済宗黄檗派称した明朝風の禅と念仏一体化した禅浄混淆禅(分かり易く念仏禅」とも称される。)を特徴とし、読経楽器を伴う明風の梵唄であることで知られるまた、1663年萬福寺設けられ戒壇をはじめ、各地授戒会開いたことで、江戸時代戒律復興運動影響与えた江戸時代通じて一宗として見做されることなく臨済宗一派終始した。黄檗宗を名乗り臨済宗から独立果たしたのは、明治維新後の1876年のことであり、明治以後禅宗中の一宗となった

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黄檗宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 14:57 UTC 版)

国師」の記事における「黄檗宗」の解説

大光普照国師/仏慈広鑑国師/径山首出国師/覚性円明国師 - 隠元(1592- 1673)黄檗宗の開祖真空大師華光大師、厳統大師

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黄檗宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 07:29 UTC 版)

大師 (僧)」の記事における「黄檗宗」の解説

真空大師隠元(1592-1673)日本黄檗宗の祖で中国出身萬福寺を開く。1917年大正6年)に下賜また、1972年昭和47年)の300回忌華光大師2022年令和4年)に厳統大師の号も加諡されている。

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黄檗宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 16:46 UTC 版)

禅師」の記事における「黄檗宗」の解説

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