金剛薩たとは? わかりやすく解説

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こんごう‐さった〔コンガウ‐〕【金剛薩埵】

読み方:こんごうさった

大日如来衆生とを結ぶ役目を果たす菩薩真言密教第二祖とされ、像は右手五鈷杵(ごこしょ)、左手五鈷鈴を持つ姿に表される


金剛薩埵

(金剛薩た から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 18:37 UTC 版)

金剛薩埵(こんごうさった、: Vajrasattva[1]: rdo rje sems dpa'[2], rdor sems[2])は、大乗仏教における信仰対象である菩薩または如来の一尊。中期密教においては大日如来の教えを受けて法門を結集し、それを龍猛(龍樹)に伝えた菩薩とされ[3]真言密教においては付法の第二祖とされる[4]後期密教においては、法身普賢普賢王如来)、持金剛と並んで本初仏(原初仏)[注 1]へと昇格した。金剛(ダイヤモンド)のように堅固な菩提心を持つと称される。


注釈

  1. ^ チベット仏教など後期密教では宇宙の根源としての仏すなわちĀdibuddhaを立てるが、近年この訳語としてこれが用いられている。

出典



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