馬居寺とは? わかりやすく解説

馬居寺

読み方:マゴジ(magoji)

所在 福井県大飯郡高浜町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒919-2207  福井県大飯郡高浜町馬居寺

馬居寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/06 07:32 UTC 版)

馬居寺
所在地 福井県大飯郡高浜町馬居寺3-1
位置 北緯35度28分47.3秒 東経135度34分59.2秒 / 北緯35.479806度 東経135.583111度 / 35.479806; 135.583111座標: 北緯35度28分47.3秒 東経135度34分59.2秒 / 北緯35.479806度 東経135.583111度 / 35.479806; 135.583111
山号 本光山
宗派 高野山真言宗
本尊 馬頭観音
創建年 推古天皇27年(619年)
開基 聖徳太子
札所等 北陸三十三ヵ所観音霊場 第2番
若狭観音霊場 第30番
文化財 木造馬頭観音坐像(重要文化財)
法人番号 1210005008801
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馬居寺(まごじ)は、福井県高浜町にある高野山真言宗の寺院。山号は本光山。本尊は馬頭観音

北陸三十三ヵ所観音霊場の第2番札所。若狭観音霊場の第30番札所。

歴史

もと西光寺と号し、中世には東寺の末寺であったことが古文書から知られるが創建の事情・時期等については不明である。本尊の馬頭観音像は平安時代末期、12世紀にさかのぼる作と見られ、遅くともその頃には寺観が整っていたものと見られる。

寺伝では推古天皇27年(西暦619年)聖徳太子の開創と言い、延宝3年(1675年)成立の『若州管内社寺由緒記』にも聖徳太子の創建を伝えるが、伝承の域を出ない。縁起によれば、「あるとき太子は摂政の御役目を帯びて御愛馬甲斐の黒駒に召され、当地方御巡行の道すがら、馬を下り海辺に歩を進めて、しばし御休息をとられた。ちょうどそのとき彼方山上に御愛馬のいななくを聞かれた。それと刻を同じくして、時ならぬ一大光明がそのあたりに輝くのを見たまい、この処こそ我日頃求めていた霊地なりとして、太子自ら馬頭観世音菩薩像を御刻みになり、堂を建て、ここにその像を安置し、御乗たところであることと、大光明の奇異があらわれた」とある。

文化財

重要文化財

脚注

  1. ^ 木造馬頭観音坐像 - 国指定文化財等データベース(文化庁
  2. ^ 福井県の文化財「木造 馬頭観音坐像」”. 福井県. 2016年8月27日閲覧。

参考文献

  • 『日本歴史地名大系 福井県の地名』、平凡社
  • 『解説版 新指定重要文化財 彫刻』、毎日新聞社



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