さんじゅうさん‐かんのん〔サンジフサンクワンオン〕【三十三観音】
三十三観音
読み方:サンジュウサンカンノン(sanjuusankannon)
三十三観音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:10 UTC 版)
以下に列挙した三十三観音の名称は、天明3年(1783年)に刊行された絵師の土佐秀信が著した『仏像図彙』(ぶつぞうずい)という書物に所載のものである。この中には白衣(びゃくえ)観音、多羅尊観音のようにインド起源のものもあるが、中国や日本で独自に発達したものもあり、その起源は様々である。白衣観音、楊柳観音のように、禅宗系の仏画や水墨画の好画題としてしばしば描かれるものもあるが、大部分の観音は単独での造像はまれである。 三十三観音の名称 楊柳(ようりゅう) 龍頭(りゅうず) 持経(じきょう) 円光(えんこう) 遊戯(ゆげ) 白衣(びゃくえ) 蓮臥(れんが) 滝見(たきみ) 施薬(せやく) 魚籃(ぎょらん) 徳王(とくおう) 水月(すいげつ) 一葉(いちよう) 青頚(しょうけい) 威徳(いとく) 延命(えんめい) 衆宝(しゅうほう) 岩戸(いわと) 能静(のうじょう) 阿耨(あのく) 阿摩提(あまだい) 葉衣(ようえ) 瑠璃(るり) 多羅尊(たらそん) 蛤蜊(こうり、はまぐり) 六時(ろくじ) 普悲(ふひ) 馬郎婦(めろうふ) 合掌(がっしょう) 一如(いちにょ) 不二(ふに) 持蓮(じれん) 灑水(しゃすい)
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