かえる〔かへる〕【×蛙/×蝦/×蛤】
読み方:かえる
無尾目の両生類の総称。体は太短く、首のくびれがなく、目は上方に出て、口が大きい。前足に4本、後ろ足に5本の指と水かきをもつ。昆虫やミミズなどを舌で捕らえて食べる。声帯や鳴嚢(めいのう)をもち、鳴くものが多く、水田・沼などにすみ、樹上や地中にすむものもある。幼生はおたまじゃくし。アマガエル・トノサマガエル・ヒキガエル・ウシガエルなど種類が多い。かわず。《季 春》「痩—まけるな一茶是(これ)にあり/一茶」
はま【×蛤】
はま‐ぐり【×蛤/文=蛤/×蚌】
はまぐり 【蛤】
蛤
蛤
蛤
蛤
ハマグリ
(蛤 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 09:29 UTC 版)
ハマグリ(蛤、文蛤、蚌、浜栗、鮚、Meretrix lusoria、英:Asiatic hard clam)は、マルスダレガイ科に分類される二枚貝の1種である。食用として一般的な貝類の一つである[1]。俳句文化においては春の季語の一つ[2]。
- ^ 金田一京助, 金田一春彦, 見坊豪紀, 柴田武, 山田忠雄 編『新明解国語辞典』(第二三刷)三省堂、1972年1月24日、909頁。"食べる貝として、最も普通で、おいしい。"。
- ^ 大後美保 編『季語辞典』東京堂出版、1977年12月10日、114頁。
- ^ “Mactra ornata Gray, 1837 ベニハマグリ”. BISMaL. 国立研究開発法人海洋研究開発機構. 2021年2月14日閲覧。
- ^ “Turtonia minuta (Fabricius, 1780) ノミハマグリ”. BISMaL. 国立研究開発法人海洋研究開発機構. 2021年2月14日閲覧。
- ^ “魚介類の名称のガイドラインについて” (PDF). maff.go.jp. 農林水産省. 2020年11月27日閲覧。
- ^ 秋山et al 2019, p. 138.
- ^ 新和英中辞典 2002, p. 1489.
- ^ 中島文雄 編『岩波 英和大辞典』岩波書店、1971年1月25日、304頁。"(食用になる)二枚貝"。
- ^ 奥津彦重 編『和独辞典(総皮装)』(11版)白水社、1980年1月20日、329頁。
- ^ 『小学館独和大辞典 特装版(総革装天金)』小学館、1985年1月18日、2360頁。ISBN 4-09-515011-4。
- ^ a b c 日本大百科全書 1988s, p. 50.
- ^ a b 世界文化社 2004, p. 335.
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- ^ “第4次レッドリストの公表について”. env.go.jp. 環境省 (2012年8月28日). 2015年4月27日閲覧。
- ^ 奥谷 2017, p. 1249.
- ^ a b 『料理食材大事典』主婦の友社、1996年7月27日、673頁。ISBN 4-07-214741-9。
- ^ a b 櫛田寿宏 (2019年2月24日). “【フード 食・歳時記】ハマグリ 磯の香りとエキスで春到来(page=1)”. sankei.com. 2021年2月19日閲覧。
- ^ 日韓共同干潟調査団ハマグリプロジェクトチーム(山下博由et al.)「沈黙の干潟 ―ハマグリを通して見るアジアの海と食の未来―」『高木基金助成報告集 Vol.1』高木仁三郎市民科学基金、2004年、85-91頁。 NAID 10028165592。
- ^ 小島彰、初澤敏生、阿部高樹、井上健、熊本尚雄「ハマグリ漁におけるプール制について ―鹿島灘漁協,はさき漁協,大洗町漁協の事例―」『福島大学研究年報』第5号、2009年、33-37頁。
- ^ 「国産ハマグリ 福岡で復活/漁獲規制が実を結ぶ」『日経MJ』、2019年2月25日。
- ^ 河野 1991, p. 393.
- ^ 小川政禧、梅村和子、江原史子「蛤アノイリナーゼの調理科学的研究(主として食塩の影響)」『栄養と食糧』第8巻第4号、公益社団法人日本栄養・食糧学会、1955年、11-13頁、doi:10.4327/jsnfs1949.8.145。
- ^ はまぐりのガソリン焼きを食べに行ってきました!!
- ^ 井上一希 (2020年8月31日). “北朝鮮名物「愛の不時着」にも登場したハマグリのガソリン焼きの魅力”. Korea World Times. 株式会社コリアワールドタイムズ. 2021年2月16日閲覧。
- ^ 南浦名物ハマグリのガソリン焼きがガスバーナー焼きに。 - 韓食生活
- ^ 前田 2005, p. 926.
- ^ 前田 2005, p. 442.
- ^ 前田 2005, p. 447.
蛤(はまぐり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 09:03 UTC 版)
焼き蛤、時雨蛤、酒蒸しなどとして食され、「その手は桑名の焼き蛤」(「その手は喰わない」と「桑名の(名物の)焼き蛤」を掛けたもので、「その手にはひっかからない」ことを意味する。)という言葉遊び(地口)があるほど全国的に有名である。松尾芭蕉もおくのほそ道が終わった大垣を発つときに「蛤のふたみにわかれ行く秋ぞ」という句を残している。また、桑名産蛤の貝殻は、漆喰、藍染め等の原料となる貝灰(貝焼灰)として全国的に輸送販売されていたほか、色彩が美しいことでも有名で、貝合わせや貝絵や膏薬の容器のための加工用として珍重された。
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蛤
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