松茸

デジタル大辞泉

まつ‐たけ【松^×茸】

読み方：まつたけ

キシメジ科のキノコ。秋、主にアカマツ林に生え、輪状に並んで出る。傘の表面は茶色、裏面は灰白色で、初め半球形から平らに開き、直径約10センチ。独特の芳香があり、食用キノコ中の最上のものとして珍重される。日本・朝鮮半島などに分布。《季 秋》「—を貰うてばかりたうべけり／梓月」

撮影・おくやまひさし

マツタケなどのつき方

難読語辞典

松茸

読み方：マツタケ（ｍａｔｓｕｔａｋｅ）

秋、アカマツの林に自生するきのこ

短編小説作品名辞典

松茸

作者岡本綺堂

収載図書半七捕物帳 巻の3
出版社筑摩書房
刊行年月1998.8

収載図書半七捕物帳 4 十五夜御用心 他11編
出版社春陽堂書店
刊行年月2000.2
シリーズ名春陽文庫

収載図書半七捕物帳 3 新装版
出版社光文社
刊行年月2001.11
シリーズ名光文社時代小説文庫

松茸

作者出久根達郎

収載図書秘画―御書物同心日記
出版社講談社
刊行年月2001.2

収載図書続 御書物同心日記
出版社講談社
刊行年月2004.2
シリーズ名講談社文庫

植物名辞典

松茸

読み方：マツキノコ（ｍａｔｓｕｋｉｎｏｋｏ）

ハツタケの別称。
ベニタケ科のキノコ、園芸植物

学名 Lactarius hatsudake

松茸

読み方：マツタケ（ｍａｔｓｕｔａｋｅ），　マツダケ（ｍａｔｓｕｄａｋｅ）

キシメジ科の園芸植物

学名 Tricholoma matsutake

隠語大辞典

松茸

読み方：まつたけ，まつだけ

1. 松茸。男陰の隠語。「さへずり草」に「天は陽にして男也、地は陰にして女也山は地より秀でて陽也、男也、海は地より窪まりて陰也、女也、されば父の恩は高き山にたとへ母のいつくしみは深き海にたとふ人は一小天地といへる又宜べなり、かかれば山に生ずる諸々の菌蕈男根の形に似て海に生ずるもろもろの貝は女陰に似たり。尚木菌中男根に彷彿たるは松茸にて貝中尚女陰にいとよく似たるは胎貝といふべし」とあり。「椎茸に松茸を売る小間物屋」「松茸で下女は今年も稲荷山」「蛤に松茸入れてくづ煮にし」。
2. 男陰の隠語。
3. 陰茎のこと、その形から出た語。

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季語・季題辞典

松茸

読み方：マツタケ（ｍａｔｓｕｔａｋｅ）

秋季にアカマツ林にはえるマツタケ科のきのこ

季節 秋

分類 植物

ウィキペディア

マツタケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/22 04:23 UTC 版)

マツタケ（松茸、Tricholoma matsutake）は、キシメジ科キシメジ属キシメジ亜属マツタケ節の中型から大型のキノコの一種。日本やロシアを含むアジアとヨーロッパ、北アメリカに分布する（「#主な産地」参照）。腐植質の少ない比較的乾燥した土壌を好む。秋にアカマツの単相林のほか針葉樹が優占種となっている混合林の地上に生える。菌糸体の生育温度範囲は5 - 30℃、最適温度は22 - 25℃、最適pHは4.5 - 5.5であり、菌糸の成長速度は遅い。生育地となる松林が世界的に松枯れなどの病気に悩まされていることなどもあって、減少傾向にある（「#保全状況」参照）。国際自然保護連合（IUCN）が2020年7月に絶滅危惧種に指定した。

ウィキペディア小見出し辞書

松茸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/08 01:21 UTC 版)

「芸能人格付けチェック」の記事における「松茸」の解説

本物の松茸を使用した吸い物と、松茸の香料を使ったインスタントの吸い物を飲み比べる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

松茸

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 11:07 UTC 版)

和語の漢字表記

松 茸

1. 「まつたけ」参照。

Weblio日本語例文用例辞書

「松茸」の例文・使い方・用例・文例

• 松茸の見つけ方を教えていただけませんか。
• 私は松茸をどうして見つけるかということにとりつかれて、とうとうそのことを本に書くことになってしまいました。
• 今は松茸が旬でお安いですよ。
• 田舎の祖母の家の裏にある森で昔松茸狩りをした記憶がある.
• 今は松茸の出盛りだ
• 今年は松茸の出が多い
• 今年は松茸の出が早い
• 松茸狩りに行く
• 松茸という,担子菌類キシメジ科の茸