えぞ‐まつ【蝦=夷松】
エゾマツ
北海道、南千島、サハリン、沿海州、朝鮮、中国東北部などに分布します。本州に分布するエゾマツに似ているトウヒは変種で、var.hondoensisです。エゾマツというマツのような名がついていても、アカマツのようなマツ類ではありません。北海道では、トドマツと一緒にして、エゾ・トドと呼ばれ、代表的な樹種となっています。上述の分布でもわかるように、ソ連にも産するので、ソ連からの輸出材のうちにも含まれています。北海道では、クロマツと呼ぶことがあります。 ■木材 ■用途 |
エゾマツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 23:51 UTC 版)
エゾマツ(蝦夷松[5]、学名: Picea jezoensis var. jesoensis)は、マツ科トウヒ属の常緑針葉高木。近縁のアカエゾマツも含めて「エゾマツ」と総称することも多く、この場合にはアカエゾマツと対比してクロエゾマツと呼ばれる[6][5]。本州の高山に分布するトウヒはエゾマツの変種とされている。
注釈
出典
- ^ Conifer Specialist Group 1998. "Picea jezoensis". In: IUCN 2012. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2012.1. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 13 October 2012.
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Picea jezoensis (Siebold et Zucc.) Carrière var. jesoensis”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年2月4日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Picea jezoensis (Siebold et Zucc.) Carrière var. microsperma (Lindl.) W.C.Cheng et L.K.Fu”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年2月4日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Picea ajanensis Fisch. ex Carrière”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年2月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 田中潔 2011, p. 110.
- ^ 辻井達一 1995, p. 32.
- ^ 佐藤孝夫『新版 北海道樹木図鑑 増補版』亜璃西社、2006年4月10日。ISBN 978-4-900541-66-5。
- ^ a b c d e f g 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 282.
- ^ a b c d 田中潔 2011, p. 111.
- ^ a b 辻井達一 1995, p. 30.
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
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