半玉とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 芸能 > 武芸 > 半玉の意味・解説 

はん‐ぎょく【半玉】

読み方:はんぎょく

玉代(ぎょくだい)が芸者半額である、まだ一人前でない芸者


半玉

読み方:はんぎょく

  1. 未だ一人前芸妓とならず玉代半分なる年若き妓を云ふ。
  2. おしやく、雛妓に同じ。未だ一人前ならざる芸妓の、玉代半分なるもの。
  3. 未だ水揚をしないで、お酌をしたり、舞をまつたりする年のゆかぬ芸妓の事をいふ。〔花柳語〕
  4. 未だ一本ならない年のゆかない水揚げ前の芸妓で、客席出てお酌をしたり、舞をまつたりするのみである。〔花柳界
  5. 芸妓候補者舞踊又は下方を以て客席侍する者、但し満十二才以上の義務教育修了者限り其の営業認可せらる。桃割れ友禅、衣は必ずオハシヨリとす。常に処女を装ひ巧みに差恥の態を学ぶ、客の之を手折らんと欲する者あれば時に千金唱ふ一度其の節破れば即ち一本と成る、蓋し必ずしも然らざる者あり。明治時代アラよござい』の異名有したるも今は絶えて之を口にする者なし、好んで蜜豆を食ふ。素と玉祝儀ぎょくしうぎ)共一本半額なるを通則としたるを以て半玉と云ふ。今は高し雛妓(すうぎ)。
  6. お酌の事。
  7. 未だ水揚をしないで、お酌をしたり、舞をまつたりする年のゆかぬ芸妓の事をいふ。
  8. 〔俗〕お酌をしたり、舞をまつたりする、年のゆかない芸妓をいふ。
  9. まだ水揚げをしないでお酌をしたり舞を舞ふたりする芸妓の事を云ふ。
  10. 〔花〕お酌をしたり舞をまつたりする若い芸妓のこと、玉代半分の意。
  11. まだ水揚げをしないで、お酌をしたり、舞をまったりする年のゆかぬ芸妓のこと。〔花柳界

分類 東京花柳界花柳界花柳

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

半玉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/11 02:56 UTC 版)

半玉(はんぎょく)は、関東地方を中心とした花柳界における年少芸妓芸者の見習い)のことである。別名「おしゃく(しばしば雛妓の字があてられる)」「赤襟」「半線香」など。名前はかつて「玉代(ぎょくだい)」が一人前の芸者の半分であったことに由来する。全国各地に「半玉」とよばれる存在があるが、ここでは東京の半玉について述べる。






「半玉」の続きの解説一覧



半玉と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「半玉」の関連用語

半玉のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



半玉のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
皓星社皓星社
Copyright (C) 2024 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの半玉 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS