如意真仙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 06:58 UTC 版)
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如意真仙(にょいしんせん)は中国の四大奇書『西遊記』に登場する牛魔王の弟。
解陽山の破児洞に棲み、落胎泉の水を独占している。武器は如意鉤。
西梁女人国で、三蔵法師と猪八戒が子母河の水を飲んで子を孕んでしまった時、孫悟空は落胎泉の水をもらいに如意真仙を訪ねた。しかし、紅孩児の件で孫悟空達に恨みを持っていた如意真仙は、落胎泉の水を分けるのを拒否した。悟空は仕方なく強行するが、もちろん如意真仙は邪魔をした。悟空は沙悟浄に、自分が如意真仙と争っている隙に落胎泉の水を汲んで貰い、無事に三蔵と八戒に飲ませることに成功した。
参考文献
- 三猿舎『西遊記キャラクターファイル』新紀元社、2007年。ISBN 4-775-30573-5。
如意真仙(にょいしんせん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 14:20 UTC 版)
「西遊妖猿伝」の記事における「如意真仙(にょいしんせん)」の解説
長安城外の道観「聚仙庵」の道士で、紅孩児のおじ。近隣の女たちに堕胎薬を売ったり、秘密で中絶手術を行っているため道観は「落胎観」という別名で呼ばれている。人間的に少々問題があるが道士としてはそれなりに有能であり、当時はまだ発明されていなかった火薬を実験的に調合し、原始的な火炎放射器を自作していた。
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