猪八戒
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猪 八戒(ちょ はっかい、繁体字: 豬八戒; 簡体字: 猪八戒; 拼音: Zhū Bājiè; ウェード式: Chu Pa Chieh; 粤拼: zyu¹ baat3 gaai3、タイ語: ตือโป๊ยก่าย、ベトナム語: Trư Bát Giới)は、中国の四大奇書小説『西遊記』に登場する主要登場キャラクターの一人である妖仙。台湾などでは
- ^ 豬哥神(豬八戒) - 台灣大百科全書
- ^ 通例では反対だが、「五葷三厭」は原作の通りの順。平凡社版の脚注によると、五葷は五辛とも言い、ニンニクやニラのような辛い野菜をさす。三厭は忌んで食べないものの意で、雁には夫婦の倫があり、
狗 () には扈主 () の誼(=主に従うの意味)あり、烏魚(=ボラのこと)は忠敬の心あり、として鴨肉、犬肉、ボラの3つの肉をさす。 - ^ ここでは仏教の八斎戒の意味ではなく、前述の8つの食べていけない食物をさす。
- ^ これは沙悟浄の“降魔の宝杖”も同じ
- ^ 速度は孫悟空より遅いが、孫悟空は天上天下で最強の神仙であるので、当然といえば当然
- ^ 2006年1月7日放送のSmaSTATION-5より[信頼性要検証]
- 1 猪八戒とは
- 2 猪八戒の概要
- 3 八戒が倒した妖怪
猪八戒(ちょ はっかい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 02:55 UTC 版)
“八戒”は「実名敬避俗」に準じた通称であり、観音菩薩からもらった法号は「猪悟能」(ちょごのう)。天界から地上へと落とされた際、雌豚の胎内に入ってしまったため、容姿が豚となってしまう。
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猪八戒
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猪八戒(ちょはっかい)- 西田敏行 / 左とん平 猪悟能(猪八戒) 破門1回 武器九歯の杖(きゅうしのつえ) 得意技裾まくり、変化(へんげ)の術 口癖「この○○猿が」「この○○カッパが」などが口癖。パート1では東北弁だが、パート2では配役の変更によってほぼ東京弁である。 能力雲で空を飛ぶことができ、20話以降、独自のスクーター型の雲を使用する。泳ぎにも自信があり、色男に変化(へんげ)することを得意とするが、邪心が高じすぎると術が解ける。豚でもあるために鼻がとてもきく。悟空には敵わぬがパート1では怪力の持ち主でそこそこの神通力がある。ただパート2ではより非力になった。空腹に弱くすぐに腹を空かせ文句が多い。 仕草「アーアア〜」と叫んで雲を呼ぶ。 堕落7回 元は天の川の水軍を指揮する天上界の将で、天蓬元帥(てんぽうげんすい)といった。元来は水神。天帝の恋人嫦娥(こうが)に横恋慕しており、ドラマでは彼女の従者であるという設定になっている。悟空が天上界で暴れた際には拉致されようとした嫦娥を救い、「サルの一匹や二匹、片目、片手で十分です」と豪語した。悟空が二度目に天上界で暴れた際にも、嫦娥を守るが、天帝を慕う嫦娥の気持ちに嫉妬し、酒を飲んで自制心を失う。そのまま混乱に乗じて嫦娥に抱きついて告白し、思いを遂げようとしたが逃げられた。激怒した天帝によって「追放して、豚となせ」と厳罰に処され、地上に追放されて豚の妖怪になった。 福陵山雲桟洞をねぐらにし、通りかかった観音菩薩と恵岸の一行を、黒い煙球となって突然襲撃した。怪力で恵岸を苦しめるが、相手が火水風の三災をはらい八難を救う菩薩と聞くと武器を捨て、にじり寄って贖罪を懇願する。物を取ったり人を殺したりして暮らしていたが、菩薩はこの者を許しただけでなく、猪悟能(ちょごのう)の法名まで与えた。菩薩の使いが通るのを待っていたが、欲望を抑えることができずに山を下りてしまい、猪剛鬣(ちょごうりょう)と名乗って、高老荘の金持ちの家の強引に婿入りし、末娘を娶っていた。しかし悟空に退治され、三蔵の三番弟子となる。三蔵は女色や暴食などを戒めよ諭して猪八戒の名を与え、以後はもっぱらその名前で呼ばれる。しかし改心したというのは口だけで、道中も戒を守っているふうではない。 パート2では、何食わぬ顔で偽の三蔵真経(実は中華料理のメニュー)を手にして一人で長安に戻り、三蔵は死んだとウソをついて太宗に仕えようとしたが、後宮長官の職を求めて、宮刑に処されそうになって慌てて遁走し、三蔵のもとに戻った。 バッタが失神するほど苦手である。豚教の神となったことがある。弟子の中では唯一、女犯をおかした。子母河(しぼかわ)の水による妊娠&堕胎歴もあった。また同じく豚の妖怪の妹豚々がいた。天竺の旅が終わったら、分数妖怪と興清を迎えに行くと約束していて、別に玉蓮にも必ず会いに行くと約束をしている。歯の数は下が8本で上が4本しかない。弟子の中で八戒だけが天上界での罪を許されていない。 女好きで大食い、思慮が足らず、享楽的で、旅のいく先々で悶着を起こす。誘惑に乗って仲間を裏切ることも多く、邪な心が芽生えて堕落すると、外見も豚のように醜くなることがある。機会があれば兄貴分の悟空にとってかわろうとしているので、三蔵に讒言することが多く、正にトラブルメーカー。パート1では態度の豹変が激しいが、そのユーモラスな愛嬌ゆえか憎めないところがあり、悪さをしてもキッスすると悟空だけには簡単に許される。度々、チャンスがあれば婿になろうとするので、入婿願望がある。パート2でも女好きは変わらずだが、性格が穏やかになって滑稽さはより増した。「愛に殉じる」と言うなど欲望よりも優しさを示すシーンが多くなる。
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猪八戒(ちょはっかい)
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「ハイスクールD×Dの登場人物」の記事における「猪八戒(ちょはっかい)」の解説
浄壇使者の子孫で現「猪八戒」。ふくよかな体つきに豚のような頭部を持つ獣人。ネガティブかつ生粋のマゾヒスト。体力が抜きん出ているほか、見かけによらず機敏で、初代と同様に9本歯の釘鈀と口から吐く炎を武器とする。
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猪八戒(龍田直樹)
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「西遊記 (ゲーム)」の記事における「猪八戒(龍田直樹)」の解説
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猪八戒(ちょ はっかい)
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小柄な豚の半妖怪。その体格に似合ぬ大食漢であり、食べることに必死になると、愛嬌のある顔が一転凶悪化する。体内から火炎を生み出す能力があり、口からの火炎放射のほか、尻より炎を放出して飛行することも可能。とはいえあまり実戦で活躍するシーンは少なく、ムードメーカー的存在として活躍している。
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猪八戒 (Hakai)
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「西遊降魔録 流棒妖技ノ章」の記事における「猪八戒 (Hakai)」の解説
豚の妖怪で、腕にハートの入れ墨を持つ。攻撃力が高い半面、防御と速度が劣る。トリアイナのような形状をしたピッチフォーク(本来は釘鈀《ていは:9本の歯を持つ馬鍬のこと》)で攻撃する。
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猪八戒
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「エリア51 (漫画)」の記事における「猪八戒」の解説
中国神話で孫悟空と沙悟浄と冒険に参加した旅の仲間。後に十神を辞退した孫悟空と共にバーを営む。
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猪八戒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 15:55 UTC 版)
猪八戒は無知・貪欲・好色・怠惰というきわめて分かりやすい性格のブタの妖怪で、しばしば災厄をもたらすトラブルメーカーでありながら、どこか憎めない人気者である。『西遊記』での設定では、元は天蓬元帥という天界の役人だったが、西王母の幡桃会で酒に酔って嫦娥(月の仙女)に戯れたために玉帝の怒りを買う。追放されて下界へ落とされ、豚の胎内に落ちて、豚の怪物として再生し、福陵山雲桟洞の猪剛鬛と名乗った。その後観音菩薩と会って仏道に帰依し、猪悟能の名を授けられる。それ以来、五葷三厭(仏教で食してはならないネギ・ラッキョウ・ニンニク・アサツキ・ニラと、道教で食してはならない雁・犬・ヤツメウナギ)を絶つことを意味する「八戒」の名を三蔵法師から与えられ、弟子となり荷物持ちとして取経の旅の供をすることとなった。武器は釘鈀と呼ばれる馬鍬である。 八戒が姓とする「猪(豬)」とは中国語でブタのことである(イノシシは野猪と書く)。猪八戒が西天取経物語に登場したのは古い話ではなく、『詩話』の段階ではまだ姿が見られない。『朴通事』に引く元本西遊記の段階で「黒猪精朱八戒」として登場したのが資料上の初出である。猪という姓は、本来中国には存在しないが、朱という姓は珍しくない。『封神演義』にも朱子真という名の豚の怪人が登場しており、朱姓と豚は関連深かった。しかし明の皇帝の姓が朱であり、皇帝を揶揄する雑劇・小説が弾圧される中で、彼の姓は朱と同音(zhū)の猪へ変化する。また『真空宝巻』では「孫行者、斉天大聖、猪八界、沙和尚」とあり、猪八界という表記になっている。 楊劇西遊記では、猪八戒を摩利支天菩薩の部下の御車将軍としており、天蓬元帥とする『西遊記』の設定と異なっている。摩利支天は元々インドの女神マリーチで密教の重要神であり、大正蔵経21巻1257に収める『仏説大摩里支菩薩経』によれば、金色の豚の背に乗り、ある時は三面六臂(うち一面はブタ顔)、ある時は大力菩薩に変化するという。楊劇で御車将軍とし、『西遊記』では三蔵の荷物持ち係のブタという猪八戒の位置づけは、この言い伝えから来ていると思われる。また同じく密教の天衆に、毘沙門天と同列の金剛界外部二十天のうち北方第一天「金剛面天」と呼ばれる仏神がいる。別名を猪頭天ともいうこの神は、頭が猪(ブタ)、全身赤黒色で蓮の葉に乗り、三股の鈷鉤を持つという容姿で、後の猪八戒と類似している。また薬師如来の十二神将のうち亥将に猪八戒の起源を求める説もある。 また元朝の高官が帰依し、国家的支援を受けたラマ教(チベット仏教)において、無上瑜伽タントラに関連してヤブユム(歓喜仏)としてよく描かれる勝楽仏(サンヴァラ)と金剛猪妃(ヴァジュラ・ヴァーラーヒー、金剛亥母・金剛牝豚とも)も重要である。神秘的合一(性的交合)に関わる猪妃が、「好色なブタ」というイメージに影響を与えたという指摘もある。世徳堂本で猪八戒が登場する場所が烏斯蔵国(チベット)に設定されているのは、八戒とチベット仏教の関連性をうかがわせる。 一方、天蓬元帥というのは、古来からの道教神で『雲笈七籤』では北斗太帝に所属する将軍であり、『事林広記』では北極天蓬都元帥真君と呼ばれる。本来天蓬元帥と猪八戒は、別個の存在だったらしく、世徳堂第7回には如来が悟空を五行山に封印した後、天界の「天蓬」という神が登場する。だが八戒はこの時点ですでに妖怪として雲棧洞にいるため、この「天蓬」は八戒とは別人である。八戒が天蓬元帥として設定される以前の痕跡であり、未処理のまま残されたものであろう。道教における北斗の神将として有名だった天蓬元帥と、仏教における北方第一天である金剛面天や薬師十二神将軍の亥将など北方に関連深い護法神が、朱八戒として結びつき、明代に御車将軍から天蓬元帥へ移行したものと思われる。さらに世徳堂本になると八戒に開路神の要素も附加されている。開路神とは葬儀出棺の際に掲げられる青面赤鬚の民俗神である。 「猪悟能」の名は明らかに悟空・悟浄に合わせて後からつけられたもので、三蔵「法師」・孫「行者」・沙「和尚」という称号に対応してつけられた「八戒」の名の方が古い。八戒の名を持ちながらも、物語中の猪八戒は「守八戒」どころか「破戒」の限りを尽くす、逆説的ユーモアを具現する存在となった。楊劇では第13齣「妖猪幻惑」で初登場した後、14齣から16齣までは八戒の物語となっており、その後も大活躍する。ひとたび八戒が物語に登場するや、道化的なブタという親しみやすいキャラクターは、物語で事件を起こす発端とする演員にはもってこいであり、雑劇で重宝され人気者となる。『水滸伝』の李逵や『三国志演義』の張飛と同様、庶民から愛されたトリックスターとなり、西天取経物語に不可欠なキャラクターとなった。
※この「猪八戒」の解説は、「西遊記の成立史」の解説の一部です。
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猪八戒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 18:10 UTC 版)
大唐文化大学附属女子短大2年。セクシーな感じの女性。面食い。
※この「猪八戒」の解説は、「西遊少女隊」の解説の一部です。
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猪八戒(ちょはっかい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/12 07:41 UTC 版)
三獣士の一人。身長175センチメートル・体重約63キログラム・精神年齢は19-21歳。浅黒い肌に逆立てた金髪をしている。首からネックレスをかけ、十字架のピアスとTバックを装着し、尻からブタのような尻尾が生えている。陽気で女好き、乱暴で後先を考えない性格をしている。釘鈀の形状をした機関銃型の神珍鉄「九穴鬼(きゅうけつき)」で敵をなぎ払う。名前と人物像の由来は猪八戒からきている。
※この「猪八戒(ちょはっかい)」の解説は、「三獣士」の解説の一部です。
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猪八戒(ちょはっかい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 03:11 UTC 版)
「元祖西遊記スーパーモンキー大冒険」の記事における「猪八戒(ちょはっかい)」の解説
スタート地点から中国大陸へ渡った直後、仲間にできる。馬鍬を持っているが攻撃動作は無い。
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