猪八重トンネルの地質学的問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 03:20 UTC 版)
「猪八重トンネル」の記事における「猪八重トンネルの地質学的問題」の解説
猪八重トンネルは、鰐塚山地に属する南北に平行して走る2つの山陵、西側で標高 500m 前後の双立山、花立山、東側で標高 600m 前後の斟鉢山、花切山、岩壺山、郷谷山に挟まれた山地に位置し、名前の通り、渓流地・猪八重渓谷の直下を通る。先述の宮崎層群、日南層群の傾斜不整合面(境界)が清武南側坑口より約300mの位置にあり、これを跨いで建設することから難工事が予想され、更に、清武側では掘削中に大量の湧水と遭遇し、北郷側では事前調査ではわからなかった、宮崎層群の泥岩に含まれる大量のメタンガスが検出され、建設中の湧水対策・爆発事故対策を施す必要性も発生した。
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