猪八重トンネル貫通後も続く難工事
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「猪八重トンネル」の記事における「猪八重トンネル貫通後も続く難工事」の解説
猪八重トンネルは2013年(平成25年)4月に貫通したものの、同区間の丸目トンネル・芳ノ元トンネルにおける日南層群の地盤軟弱化、天井落盤の発生、掘削した残土からヒ素、ホウ素等の環境基準を超える自然由来の特定有毒物質の検出、芳ノ元トンネルにおける掘削開始後の地滑りの発生等の重要問題が連続して発生した。その対策のため、全長1,800mの芳ノ元トンネルの貫通に9年半という異例の長期間を費やした。猪八重トンネル・丸目トンネル・芳ノ元トンネルの3本で合計468億円の対策費が投入され、清武南 - 日南北郷間の全てのトンネルが貫通したのは1996年(平成8年)の着工開始から23年経った2019年(令和元年)の6月だった。
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