泳ぎとは? わかりやすく解説

およぎ【泳ぎ/×游ぎ】

読み方:およぎ

泳ぐこと。また、泳ぎ方。水泳。「—を習う」「—がうまい」《 夏》

「泳ぎ」に似た言葉

泳ぎ

読み方:およぎ

ガ行五段活用動詞「泳ぐ」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

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泳ぎ

1.風呂で泳ぐ人。

坊っちゃん夏目漱石四国中学校教師になった「おれ(坊っちゃん)」は、住田温泉(*モデル道後温泉)へ毎日出かける15畳敷きぐらいの広い湯壺泳ぎ回って、「おれ」は喜んでいた。ある日、「湯の中で泳ぐべからず」という貼ってあったので、それから「おれ」は泳ぐのを断念した学校へ行くと、教室黒板に「湯の中で泳ぐべからずと書いてある。生徒全体が、「おれ」1人探偵しているみたいだ

★2.プールで泳ぐ老人

コクーンハワード空き家となった大邸宅の屋内プールで、3人の老人が泳ぐ。プールの底には、巨大な繭(まゆ)のようなものが、いくつもあった(*→〔宇宙人2b)。3人は、泳いでいるうちに活力よみがえり心身ともに少し若返ったようだったプールには、繭に供給するための生命エネルギー満ちており、それが老人たちの身体作用したのだ。

★3.いくつもプール泳いで家へ帰る

泳ぐひとペリー中年男ネッドは、高級住宅地に住む友人知人たちの庭のプール順々に泳いで、家まで帰ろう考える。愛想良く彼を迎える家もあり、冷たくあしらう家もある。友人知人たちとネッド会話は、かみ合わないネッドは、大邸宅で家族幸福に暮らす紳士のはずである。しかし友人知人たちはネッドを、破産して家庭崩壊した男のように扱う。ネッド方々トラブル起こしつつ、家へ帰り着く。そこは無人廃墟だった。

★4.泳ぎの名手

『平家物語』11能登殿最期壇の浦合戦平家敗北し武将女官たち次々入水する総大将平宗盛と息子清宗も海に入るが、重い鎧を着ておらず、また、2人とも泳ぎの名手だったので、なかなか沈まない2人は「相手沈んだ自分沈もう相手が助かるなら自分も助かろう」と考え互いに目を見交わして泳いでいるところを源氏の軍の熊手引っかかって船上引き上げられてしまった。

平宗盛は、平清盛夫婦の子供ではなかった→〔取り替え子1a『源平盛衰記』43宗盛取替子の事」。

★5a.泳ぐ人の足を引っぱる

現代民話考』松谷みよ子)5「死の知らせほか」第2章10 私の友達(男)が、下田の海かなんかで泳いでいた。何かおかしいなと思ってひょっと見たら、防空頭巾かぶった女の子が、彼の足を引っぱっていた(静岡県下田市)。

自転車後ろから引っぱる→〔自転車〕5。

★5b.泳ぐ人の肛門から内臓抜き取る

現代民話考』松谷みよ子)1「河童天狗神かくし第1章の4 明治の頃の話。家の前に大きな池があったが、そこで泳ぐのはたいへん危険だった。たびたび水死体があがり、皆、肛門大きく全開していた。池に棲む河童が、泳ぐ人の肛門から手をつっこんで内臓抜き取ってしまうのである長崎県諫早市。*「尻子玉を抜く」「尻を抜く」などともいう)。

★6a.なければ泳げない。

奇妙な乗客ノーマン列車食堂車乗り合わせた男が語った。「私は金持ちで、自邸には広く深いプールがある。妻マリリン不倫相手チャールズは、ともに水泳選手で、深夜明かり消した真っ暗なプールで彼らはよく泳いでいた。高飛び込みの板から飛び込む水音が、聞こえることもあった。ある夜、私は、プール全部抜いておいた。彼らは知らず飛び込んだ」。

列車乗り合わせた男が、妻殺し告白するという点で、→〔乗客〕1の『クロイツェル・ソナタ』(トルストイ)と同様の設定

★6b.があっても、すぐその下が岩場であれば飛び込んではいけない。

赤い部屋江戸川乱歩「私」断崖からの飛び込み泳ぎに、親友誘った水面から1間いっけん)くらいの所に大きな岩があることを、「私」前もって調べておいた。水泳得意な「私」は、高所から飛び込んでも、水中に僅か2~3尺もぐるだけで、水面浮かび上がることができた。何も知らぬ親友は、「私」続いて勢いよく飛び込み、頭を岩にぶつけて死んでしまった〔*「私」退屈しのぎのため、法律触れぬ殺人法をいくつも考案し何の恨みもない大勢人間殺した→〔あまのじゃく〕5〕。

*海を泳いで恋人所へ行く→〔百夜(ももよ)通い〕5の海を通う女の伝説

泳げないのに、飛び込む→〔二者択一〕6の『夜行巡査』(泉鏡花)。


泳ぎ

読み方:オヨギ(oyogi)

水泳のこと

季節

分類 人事


水泳

(泳ぎ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/29 17:30 UTC 版)

水泳(すいえい、: swimming)とは、の中を泳ぐこと[1]




「水泳」の続きの解説一覧

泳ぎ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 06:42 UTC 版)

Mega Man III (DOS)」の記事における「泳ぎ」の解説

従来では水中泳げジャンプ力上がるものであったが、今作では泳いで移動するアクションが可能となった

※この「泳ぎ」の解説は、「Mega Man III (DOS)」の解説の一部です。
「泳ぎ」を含む「Mega Man III (DOS)」の記事については、「Mega Man III (DOS)」の概要を参照ください。


泳ぎ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:21 UTC 版)

ナマケモノ」の記事における「泳ぎ」の解説

ミユビナマケモノ科地上での動作は遅いが、泳ぎは上手である。これは生息地アマゾン近辺では雨季乾季があり、雨季には生息地洪水さらされることもしばしばあるため、泳ぐ技術を身につけていない個体生存できないからである。ただしフタユビ科は泳ぐ時に頭が水上出ないため泳げない。

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「泳ぎ」を含む「ナマケモノ」の記事については、「ナマケモノ」の概要を参照ください。

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「泳ぎ」の例文・使い方・用例・文例

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