だ‐らく【堕落】
堕落
堕落
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 09:54 UTC 版)
しかし万暦10年に(1582年)に張居正が死去し、親政を始めると一転して堕落し、寵姫鄭貴妃の偏愛による立太子問題(詳しくは泰昌帝の項を参照)が起きた。また日本の豊臣秀吉が引き起こした朝鮮の役においては、宗主国として朝鮮を援助し、それ以外にも寧夏の哱拝の乱・播州の楊応龍の乱の鎮圧(朝鮮の役を含めて万暦の三征と呼称)などによって、軍制の腐敗と相まって財政は悪化した。 さらに朝廷の中では、顧憲成が復興した東林書院を中心とする東林党と、魏忠賢ら宦官勢力と結んだ非東林党の争い(党争)が激化して宦官が跋扈するようになり、また満州の女真もヌルハチの下で明の遠征軍を破るなど強大化して国事多難となった。 しかし万暦帝は相変わらず政治に関心を持たず、国家財政を無視して個人の蓄財に走った。官僚に欠員が出た場合でも給料を惜しんで、それを補充しないなどということを行い、このために一時期は閣僚が一人しかいない、あるいは地方長官が規定の半数しかいないなどという異常事態となった。 さらに悪化した財政への対策として(あるいは自らの貯蓄を増やすために)、全国に税監と呼ばれる宦官の徴税官を派遣して厳しい搾取を行った。この搾取に反対する民衆により税監たちがたびたび殺される事件が起こったが、万暦帝は最後まで廃止しようとはしなかった。 国家にとって不可欠な出費を惜しむ一方で、私的な事柄には凄まじい贅沢をした。例えば鄭貴妃の子である福王朱常洵を溺愛し、その結婚式のために30万両という金額を使っている(張居正が政治を執っていた十数年に国庫に積み上げた金額が400万両である)。このことで民衆の恨みを買い、後に朱常洵は蜂起した李自成軍に捕らえられた時に残忍な殺され方をしている。 後半生では25年にわたって後宮にこもり、朝政の場には全く姿を現さなかったという。その一方で文禄・慶長の役で突然臨朝し断固出兵を主張したときは大臣を吃驚させること少なくなかった。
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堕落(ダウンフォール)
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「でぃ・えっち・えぃ」の記事における「堕落(ダウンフォール)」の解説
光が七つの大罪を犯し、ルシファーへと覚醒してしまう事。大抵は愛の浄化で元に戻る。
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堕落
「堕落」の例文・使い方・用例・文例
- 堕落した生活
- 子供たちを堕落させる悪書
- 人類の堕落
- 堕落した女
- 青年を堕落させる
- 腐り始める;堕落し始める
- 堕落を招くお金の影響力
- カジノは社会を堕落させると彼は考えている。
- タブロイド新聞はその女優を自堕落な女と呼んだ。
- 麻薬中毒で多くの人が堕落した。
- 彼は道徳的に堕落した。
- 彼は私が出会った堕落した人たちの中でもっともひどい人の1人だ。
- 彼は市政の堕落を暴露した。
- 妻が堕落するのは夫が悪いのだ。
- 意思の強い人は堕落しない。
- たいてい本当に堕落した感じだね。
- 堕落した政治家.
- 彼は堕落して[すさんだあげく]アル中になった.
- 美術商は美術を投資産業に堕落させてしまった.
- 堕落[下落]し始める.
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