昔話
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昔話(むかしばなし)は、「民俗学で、口承文芸の一つ」[1]。言語学者ロマーン・ヤーコブソンの言葉をかりれば、「昔話は典型的な集団財産である。精神文化の社会化した部分、たとえば言語あるいは昔話は、個人的な創造が支配的な分野よりもはるかに厳格で画一的な法則にしばられている」[2]。日本昔話は日本の民話のひとつ。「ムカシ」「ムカシコ」「ムカシガタリ」などとも呼ぶ。民衆の生活のなかから生まれ、民衆によって口承されてきたもので口承文学、また民俗資料の一。テレビアニメ化やビデオアニメ化もされている。
- ^ 『講談社カラー版 日本語大辞典』 講談社 1989年、1914頁。ISBN 4-06-121057-2。
- ^ ロマン・ヤコブソン「ロシアの昔話について」(1945)〔アファナーシエフ『ロシア民話集(上)』(中村喜和編訳)岩波文庫 1988年、第2刷、359-391頁、引用は375頁〕。ISBN 4-00-326421-5。
- ^ コトバンク・昔昔
- ^ 小澤 2009, p. 21.
- ^ コトバンク・親指太郎
- ^ まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - ききみみ頭巾
- ^ まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - 貧乏神と福の神
日本の昔話
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「アールネ・トンプソンのタイプ・インデックス」の記事における「日本の昔話」の解説
日本の昔話にAT番号を付する試みはいくつもなされている。 関敬吾・著『日本昔話集成』全6巻 角川書店、1950年 - 1958年 収録話数約8000。分類はAT番号によるが、さらに細分化した下位分類を行い、約650の話型を規定している。 関敬吾・野村純一・大島広志・編『日本昔話大成』全12巻 角川書店、1979年 - 1980年 収録話数約35,000。『日本昔話集成』の分類法を基本に、新たに90の類型を追加。 稲田浩二・小澤俊夫・編『日本昔話通観』全31巻 同朋舎出版、 1977年 - 1990年 収録話数約60,000。1211話型に分類。
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