ももたろう〔ももタラウ〕【桃太郎】
桃太郎
作者芥川龍之介
収載図書芥川龍之介全集 5
出版社筑摩書房
刊行年月1987.2
シリーズ名ちくま文庫
収載図書蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇
出版社岩波書店
刊行年月1990.8
シリーズ名岩波文庫
収載図書河童
出版社集英社
刊行年月1992.9
シリーズ名集英社文庫
収載図書芥川龍之介全集 第11巻 芭蕉雑記 長江游記
出版社岩波書店
刊行年月1996.9
収載図書ザ・龍之介―芥川龍之介全一冊 増補新版
出版社第三書館
刊行年月2000.7
収載図書大導寺信輔の半生
出版社岩波書店
刊行年月2001.9
シリーズ名岩波文芸書初版本復刻シリーズ
収載図書蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇
出版社岩波書店
刊行年月2002.11
シリーズ名岩波文庫
収載図書響き交わす鬼―妖怪文藝 巻之2
出版社小学館
刊行年月2005.10
シリーズ名小学館文庫
桃太郎
桃太郎
桃太郎(桃タロイモ)
桃太郎
桃太郎
桃太郎
桃太郎
桃太郎
桃太郎
桃太郎
桃太郎
収載図書くだものだもの
出版社ランダムハウス講談社
刊行年月2007.9
桃太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 14:43 UTC 版)
桃太郎(ももたろう)は、日本のおとぎ話の一つ。桃の実から生まれた男子「桃太郎」が、お爺さんお婆さんから
注訳
- ^ 享保後期初版[?][12]。
- ^ 甲斐国巨摩郡逸見筋岩下村の甘露山慈雲院(明治31年の洪水で寺は失われた)で記録されたものだが、京都で聞いた話を伝えたものと記されている。
- ^ 加原は、草双紙は江戸や関西の都市で発行されたものなので偏重があり、日本全土の伝承を反映しているわけではないと意見する。
- ^ 桃太郎が桃から生れたとするのは、小池曰く「変遷期後期」(享和元年[1801年]~慶応三年[1867年])だという。Koike 1967, p. 36。
- ^ 『再板/桃太郎昔語』とも題されており、この再版のうち加賀文庫所蔵本は刊行年不明だが、これとは別に大東急文庫所蔵本は安永6年(1777年)があるのでほぼ同年代と比定できる。また、資料によっては赤本でなく黄表紙として扱われる[24]。
- ^ 絵師の西村重信は、この号を享保16年(1731年)~延享4年(1747年)頃に名乗っており、のち「石川豊信」と改名した[25][26]。
- ^ 他にも"中啓を右手にもち"、"髪には宝珠のような珠が飾られ"と観察する。
- ^ 教科書は公刊物なため著者名が記述されず、小波が著者という断定に至らない。
- ^ "もゝたろふが、おにがしまにゆきしは、たからをとりにゆくといへり。けしからぬことならずや。たからは、おにのだいじにして、しまいおきしものにて、たからのぬしはおになり。ぬしあるたからを、わけもなく、とりにゆくとは、もゝたろふは、ぬすびとゝもいふべき、わるものなり。もしまたそのおにが、いつたいわろきものにて、よのなかのさまたげをなせしことあらば、もゝたろふのゆうきにて、これをこらしむるは、はなはだよきことなれども、たからをとりてうちにかへり、おぢいさんとおばゝさんにあげたとは、たゞよくのためのしごとにて、ひれつせんばんなり。(桃太郎が鬼ヶ島に行ったのは宝をとりに行くためだ。けしからんことではないか。宝は鬼が大事にして、しまっておいた物で、宝の持ち主は鬼である。持ち主のある宝を理由もなくとりに行くとは、桃太郎は盗人と言うべき悪者である。また、もしその鬼が悪者であって世の中に害を成すことがあれば、桃太郎の勇気においてこれを懲らしめることはとても良いことだけれども、宝を獲って家に帰り、お爺さんとお婆さんにあげたとなれば、これはただ欲のための行為であり、大変に卑劣である)"。
- ^ 桃太郎の模擬裁判を扱ったフィクション作品としては、民話の出来事を裁判員制度の題材とした漫画『裁判長! 桃太郎は「強盗致傷」です!』(漫画:相川タク、監修:小林剛)、NHK教育テレビジョンのテレビドラマ『昔話法廷』などがある
- ^ カチカチ山、浦島太郎なども含めたSFパロディ作品。
- ^ 男女の役割を逆転させお爺さんが「川で洗濯」に、お婆さんが「山へ柴刈り」に行く。
- ^ 「脱力力」を武器とする桃太郎・ももぺの活躍を描く。読売新聞日曜版に連載・単行本化。
出典
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- ^ Vol.8『HUMANITY THE MUSICAL ~モモタロウと愉快な仲間たち~』、地球ゴージャス - 2021年8月14日閲覧。
- ^ キウイフルーツから桃太郎!?親子で楽しめるエクストリーム絵本 「ありえない日本昔話“桃?太郎”」公開!、ダ・ヴィンチニュース、2015年6月26日。
- ^ ファッションリーダーにレスラー風の桃太郎!? 『ありえない日本昔話“桃?太郎”』web公開開始!、マイナビウーマン、2015年6月29日 17:00。
- ^ 桃太郎元服姿 2巻 古典籍資料 市場通笑国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ シャキーン! - キッズワールド NHK Eテレ こどもポータル(インターネットアーカイブ)
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- ^ 水曜日のカンパネラ、“桃太郎”のミュージック・ビデオを公開、rockinon.com、2014年11月20日。
- ^ 水曜日のカンパネラ、ツアー、ワンマンに向けてMV「桃太郎」を遂に解禁!!、うたまっぷNEWS、2014年11月20日。
- ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2016年6月26日). “【参院選】素朴なぎもん「桃太郎」ってなに?実は常識ひっくり返した新戦術”. 産経ニュース. 2023年10月21日閲覧。
- ^ 100番台の一部が岡山区の他新鶴見機関区及び吹田機関区に、300番台が広島機関区に所属している。
桃太郎(ももたろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/30 09:49 UTC 版)
「√W.P.B.」の記事における「桃太郎(ももたろう)」の解説
川から流れていた巨大桃の中から生まれ、すずりによって取り出された少年。通称・桃。すずりを主人として慕っている。その実態は「九夷」を退治するように作られた人型兵器(型番7999999)。
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桃太郎(ももたろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/23 16:52 UTC 版)
「陰陽探偵少女遊RANTO☆魔承録」の記事における「桃太郎(ももたろう)」の解説
元ネタは桃太郎を参照。作中においての桃太郎は、不老不死の霊薬を飲んで“魂のみ”が不老不死になったもの。桃源社に「戌」「申」「酉」の石で封印されていたが、神尾克実によって封印が解かれてしまった。乱人たちは、渋谷駅前の3つのビルに「犬」「猿」「雉」を写すことで封印を謀ったが、「犬」のモニターが壊されてしまう。しかし、忠犬ハチ公の像が代わりを成すことで封印に成功した。
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桃太郎(ももたぬう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 05:19 UTC 版)
「ギャグマンガ日和の登場キャラクター (パロディ系)」の記事における「桃太郎(ももたぬう)」の解説
この話のテーマ「はみ出ている」の通り、桃太郎の「郎」の6画目がはみ出ており「ぬう」と読ませている(正確には「ヌ」ではなく「ウ」と「ム」の間といった感じ)。
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桃太郎(ももたろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 10:23 UTC 版)
「日本ふかし話」の記事における「桃太郎(ももたろう)」の解説
主人公。「桃太郎の木」が枯れた時に実を落とし、川へ流れた末っ子であるが兄たちは実が落ちる前にカラスの餌食になったりおじいさんが桃を割るのに失敗して死屍累々を築いたりで結果的にただ1人、運良く生き残った。成長し、鬼退治の旅に出る決意をするがその理由は功名心から。常に幟を背負っており、幟には現在の自分の感情が文字(四字熟語であることが多い)となって表れる。
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桃太郎(ももたろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 03:31 UTC 版)
「Dr.リンにきいてみて!」の記事における「桃太郎(ももたろう)」の解説
飛鳥の守護神である小さな青龍。武士のようなしゃべり方をする。無愛想な性格だが、飛鳥と惚れているシンシアには素直である。
※この「桃太郎(ももたろう)」の解説は、「Dr.リンにきいてみて!」の解説の一部です。
「桃太郎(ももたろう)」を含む「Dr.リンにきいてみて!」の記事については、「Dr.リンにきいてみて!」の概要を参照ください。
桃太郎(ももたろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:35 UTC 版)
おとぎばなし「桃太郎」の主人公。「日本一」を豪語する剣の使い手。また自分や家来達が食べれば体力が全快するが、他者が食べればあまりの美味しさに失神してしまう「きびだんご」を持つ。
※この「桃太郎(ももたろう)」の解説は、「月光条例」の解説の一部です。
「桃太郎(ももたろう)」を含む「月光条例」の記事については、「月光条例」の概要を参照ください。
桃太郎(ももたろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 07:39 UTC 版)
※この「桃太郎(ももたろう)」の解説は、「あばよ白書」の解説の一部です。
「桃太郎(ももたろう)」を含む「あばよ白書」の記事については、「あばよ白書」の概要を参照ください。
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