桃太郎 海の神兵とは? わかりやすく解説

桃太郎 海の神兵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 04:15 UTC 版)

桃太郎 海の神兵』(ももたろう うみのしんぺい)は、日本海軍省より国策動画映画製作の命を受け1944年松竹動画研究所によって製作され、戦時下の1945年4月12日に公開された長編アニメ映画(白黒、74分)でフィルムは9巻。日本初の長編アニメ映画といわれることがある[1][2]


  1. ^ 伴野孝志、望月信夫著『世界アニメーション映画史』(ぱるぷ、昭和61年(1986年))には『桃太郎の海鷲』が日本初のアニメ映画と記載されている。
  2. ^ 豊田有恒著『日本SFアニメ創世記』(TBSブリタニカ、2000年)
  3. ^ このことに関して、高畑勲は以下のように論じている。「皇国を盟主として推し進める共栄圏構想が、アジア全域を欧米から解放し、平和をもたらすものであらねばならぬ以上、『我らに正義あり』と少国民に信じさせ、彼らを構想達成に役立つ兵士に育てるべき漫画映画が、善意に満ち、明るくのびやかであることは当然ではないか。そしてこれこそが、とりもなおさず見事な戦意高揚なのではないか」(『しんぶん赤旗日曜版』2016年8月7日付)
  4. ^ a b “手塚治虫に影響与えた長編アニメ「桃太郎 海の神兵」7月に上映決定”. 映画ナタリー. (2016年6月20日). https://natalie.mu/eiga/news/191405 2016年6月20日閲覧。 
  5. ^ 本来は金太郎のキャラクターであり、帰郷シーンで金太郎に相撲で負ける人形を見て驚くシーンがある


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