屏東県とは? わかりやすく解説

屏東県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 06:44 UTC 版)

中華民国 > 台湾省 > 屏東県
台湾省 屏東県
別称: 台湾尾
時計回りに上から: 鵝鑾鼻の夕景、東港東隆宮中国語版進徳大橋中国語版恒春鎮城城壁、佳楽水中国語版海岸、万金聖母聖殿琉球郷の白砂港
県政府位置
地理
位置 北緯22°40'
東経120°29'
面積: 2775.6003 km²
各種表記
繁体字: 屏東
日本語読み: へいとう
拼音: Píngdōng
ウェード式: P'ing²-tung¹
注音符号: ㄆㄧㄥˊㄉㄨㄥ
片仮名転写: ピンドン
台湾語: Pîn-tong
客家語: Phìn-tûng
パイワン語: Qakav
行政
屏東県旗
屏東県章
屏東県旗
屏東県徽
行政区分:
上位行政区画: 台湾省
下位行政区画: 1329
屏東県長: 潘孟安
公式サイト: 屏東県政府
情報
総人口: 819,793[1] 人(2019年10月)
世帯数: 289,781[1] 戸(2019年10月)
郵便番号: 900~947
市外局番: 08
屏東県の木: 椰子の木
屏東県の花: ブーゲンビリア
屏東県の鳥: アカモズ
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屏東県(へいとう-けん)は台湾省南部の。台湾本島最南端の岬である鵝鑾鼻(がらんび)を域内に有す。県政府(日本の県庁に相当)は屏東市に所在する。

地理

行政地区

現在、屏東県は1329を管轄している。

区分 名称
1 屏東市
3 潮州鎮 | 東港鎮 | 恒春鎮
29

万丹郷 | 長治郷 | 麟洛郷 | 九如郷 | 里港郷
塩埔郷 | 高樹郷 | 万巒郷 | 内埔郷 | 竹田郷
新埤郷 | 枋寮郷 | 新園郷 | 崁頂郷 | 林辺郷
南州郷 | 佳冬郷 | 琉球郷 | 車城郷 | 満州郷
枋山郷 | 霧台郷 | 瑪家郷 | 泰武郷 | 来義郷
春日郷 | 獅子郷 | 牡丹郷 | 三地門郷

歴史

鄭氏政権時代、屏東は阿猴社と称され、万年県の管轄下に置かれていた。鄭成功は屯田政策を推進し、瑯嶠(現在の恒春)に集落を形成している。

清朝時代の康熙年間になると阿猴は鳳山県管轄に置かれた。清末になると日本の台湾出兵を受け、清朝でも台湾の海防を重視するようになり、沈葆楨を瑯に派遣し、海防政策の具体化を推進した。そして台湾最南端に恒春県を設置した。現在の県北は鳳山県、県南を恒春県によって統治されることになった。

1895年日本統治下に入り、屏東県は台南県に統合され、鳳山、恒春支庁が設置された。その後1897年に鳳山県を設置、1899年に再び台南県管轄下に復帰させるなどの行政区分の変更が続いた。

その後1909年に阿猴庁を合併、1920年高雄州管轄となり、現在の屏東県地区には屏東、潮州、東港、恒春の4郡が設置された。また、屏東郡屏東街は1933年に屏東市に昇格している。

1945年中華民国の統治下に入って屏東県が設置され、現在に至っている。

政治

行政

県長

歴代県長

対外関係

姉妹自治体・提携自治体

教育

大学

国立

その他の教育

国立屏東高級中学

交通

空港

鉄道

台湾鉄路管理局(台鉄)

道路

高速道路

国道

観光地

観光スポット

文化・名物

特産品

著名な出身者

脚注

  1. ^ a b 中華民國內政部戶政司 (2018年5月1日). “中華民國 內政部戶政司 全球資訊網”. 中華民國內政部戶政司. 2019年11月14日閲覧。

注釈

出典


関連項目

外部リンク

座標: 北緯22度40分31.78秒 東経120度29分29.09秒 / 北緯22.6754944度 東経120.4914139度 / 22.6754944; 120.4914139


屏東県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 16:07 UTC 版)

八八水害」の記事における「屏東県」の解説

屏東県は最も深刻な被害受けた地域一つであった県内流れ林辺渓堤防決壊し林辺郷および佳冬郷の広い範囲わたって浸水した佳冬郷一部では、2階建ての建物の高さまで浸水した崁頂郷東港鎮新園郷南州郷および新埤郷でも多く地区浸かり北部高樹郷では荖濃渓の堤防100メートルわたって破壊され、広い地域浸水した山間部では、霧台郷に至る省道台24線途中の伊拉寸断され、郷全体孤立する事態となった経済部水利署の統計によれば、この水害記録され最大時間降水量万巒郷1時間135mmで、2日間の累積雨量最高記録三地門郷の2,500mmあまりであった。しかし、これらは標高の高い地域であったため、浸水被害下流沿岸部低地部発生した交通機関では、台鉄屏東線大きな打撃があり、当初見込みでは復旧まで約6ヶ月要するとされ、全線復旧したのは同年12月であった中でも林辺駅構内レール全て土砂埋まってしまい、プラットホームをつなぐ地下道水没するほどであった

※この「屏東県」の解説は、「八八水害」の解説の一部です。
「屏東県」を含む「八八水害」の記事については、「八八水害」の概要を参照ください。

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