屏東仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 00:19 UTC 版)
「台湾鉄路管理局EMU500型電車」の記事における「屏東仕様」の解説
屏東県では永らく台湾高速鉄道(高鉄)の県内延伸や新左営駅での新在接続改善を要求してきた。蔡英文政権発足後の公共インフラ投資事業である前瞻基礎建設計画において前者は実現可能性調査の対象となり、後者も高鉄延伸計画が実現した場合でも開通には長期間を要することから、それまでの一時的な対応としても必要性が高まり、客室設備改造に中央政府の予算が投入されることになった。屏東線を走行する当形式15編成60両は大幅リニューアルされる。落成した改造車第1編成は「優化編成」として2018年9月3日より屏東線内の区間車に、高雄市内において新駅が開業する2018年10月改正後は、高屏間の時短のため増発となる区間快車に優先投入される。外装は2019年に屏東県で開催される台湾ランタンフェスティバル(中国語版)仕様となっている。2019年6月までに対象全編成の改造完了を予定。その後、リニューアル車の評判が良いことから、残りの編成とEMU600型に対しても同様の改造を行うことを決定し、2021年に入札を実施し、6年以内の完了を目指している。 バリアフリー対応トイレ 2+1アブレストの転換クロスシートとなった客室(ET車) 2+2アブレストのセミクロスシートとなった客室 大型荷物置き場 屏東ランタンフェスティバルのラッピング仕様
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