万華鏡とは? わかりやすく解説

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ばんか‐きょう〔バンクワキヤウ〕【万華鏡】

読み方:ばんかきょう

まんげきょう(万華鏡)


まんげ‐きょう〔‐キヤウ〕【万華鏡】

読み方:まんげきょう

円筒中にガラス板三角柱組み合わせ、色ガラス・セルロイド・色紙などの小片入れ回しながらのぞく玩具小片作り出す模様変化を楽しむ。百色(ひゃくいろ)眼鏡。錦(にしき)眼鏡カレードスコープばんかきょう


グーセンス:万華鏡

英語表記/番号出版情報
グーセンス:万華鏡Kaleidoscope Op.18作曲年1917年 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 おはよう Good Morning0分55 No Image
2 散歩道 Promenade1分44 No Image
3 手回しオルガン奏者 The Hurdy-Gurdy Man1分00 No Image
4 無表情な兵隊マーチ The March of the Wooden Soldier 1分09 No Image
5 揺り木馬 The Rocking Horse1分00 No Image
6 パンチとジュディ The Punch and Judy Show0分45秒 No Image
7 おばけのお話 A Ghost Story2分15 No Image
8 古いオルゴール The Old Musical Box0分44 No Image
9 時計仕掛け踊り子 The Clockwork Dancer1分05 No Image
10 死んでしまったお人形への哀歌 Lament for a Departed Doll1分44 No Image
11 楽しいパーティー A Merry Party0分45秒 No Image
12 おやすみ Good Night2分03 No Image

作品解説

執筆者: PTNA編集部

個々作品標題からすると子供向け作品のように見えるが、実際はそうではない。演奏には高度な技術解釈要求される一曲一曲雰囲気の展開が激しい。大人子供時代への郷愁寄せ断片的な過去記憶諧謔的描いているかのような曲調である。


万華鏡

英語表記/番号出版情報
ショルツ:万華鏡Caleidoscope (American Rhythms for Piano)
ホフマン:万華鏡Kaleidoscope Op.40
カドーシャ:万華鏡Keleidoszkop Op.61作曲年1966年 

万華鏡

作者レイ・ブラッドベリ

収載図書万華鏡―ブラッドベリ自選傑作短編集新装版
出版社サンリオ
刊行年月1986.11
シリーズ名サンリオSF文庫

収載図書20世紀SF―星ねずみ 1 1940年代
出版社河出書房新社
刊行年月2000.11
シリーズ名河出文庫


万華鏡

作者清水信

収載図書短編小説集 1
出版社いとう書店
刊行年月2005.7
シリーズ名清水信文学


万華鏡

作者太田忠司

収載図書忌品
出版社徳間書店
刊行年月2006.8
シリーズ名トクマ・ノベルズ


万華鏡

作者城島明彦

収載図書恐怖がたり42夜―携帯サイトの怖い話
出版社扶桑社
刊行年月2007.7
シリーズ名扶桑社文庫


万華鏡

作者北村薫

収載図書1950年バックトス
出版社新潮社
刊行年月2007.8


万華鏡

作者志賀直哉

収載図書志賀直哉
出版社筑摩書房
刊行年月2008.8
シリーズ名ちくま日本文学


万華鏡

作者山口椿

収載図書カメリア怪奇幻想西欧
出版社同文書院
刊行年月1995.10

収載図書少女残酷物語
出版社角川春樹事務所
刊行年月2001.2
シリーズ名ハルキ・ホラー文庫


万華鏡

作者島田和世

収載図書水鳥
出版社ふらんす堂
刊行年月1996.1


万華鏡

作者高橋克彦

収載図書万華鏡
出版社祥伝社
刊行年月1996.9
シリーズ名ノン・ポシェット

収載図書少女
出版社角川書店
刊行年月2002.1
シリーズ名角川文庫


万華鏡

作者小竹安勘

収載図書大物
出版社文芸社
刊行年月2001.5


万華鏡

作者尾関忠雄

収載図書尾関忠雄文學全集 第4巻
出版社風媒社
刊行年月2001.9


万華鏡

作者辻仁成

収載図書彼女は宇宙服着て眠る
出版社幻冬舎
刊行年月2002.12
シリーズ名幻冬舎文庫


万華鏡

作者三浦俊彦

収載図書シンクロナイズド
出版社岩波書店
刊行年月2003.4


万華鏡

作者小澤康秀

収載図書小次郎寿し人々
出版社新風舎
刊行年月2005.5


万華鏡

読み方:カレイドスコープ(kareidosuk^opu

作者 寺田寅彦

初出 昭和4年

ジャンル 随筆集


万華鏡

読み方:マンゲキョウ(mangekyou)

作者 萩原葉子

初出 昭和57年

ジャンル 小説


万華鏡

読み方:マンゲキョウ(mangekyou)

作者 室生犀星

初出 大正12年

ジャンル 小説集


万華鏡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 09:08 UTC 版)

万華鏡(内部)

万華鏡(まんげきょう)は、2枚以上のを組み合わせてオブジェクトと呼ばれる内部に封入または先端に取り付けた対象物の映像を鑑賞する筒状の多面鏡[1]。同義の英単語をカタカナ表記して、カレイドスコープ (kaleidoscope) ともいう。かつては万華鏡ばんかきょう百色眼鏡ひゃくいろめがね錦眼鏡にしきめがねとも呼ばれた。

概要

観察者は筒の一端からのぞき込み、他端からはが入り鏡で反射する。鏡を45度の角度に交差させると8個、60度では6個、90度では4個の1回の反射による鏡像が見られる。筒を回転すると着色された物体が移動し、さまざまな色や模様を見ることができる。鏡の対称性により美しい図形が見られる。2枚の鏡でできたものは背景から独立したパターンとなるが、閉じた三角形の鏡でできたものは視界の全体がパターンとなる。

歴史

ディヴィッド・ブリュースター偏光の実験の途中で発明し、1817年特許を取得した[2]。初期のデザインは、一端に一組の鏡を置いた筒からできており、他端には半透明の円盤、その間にビーズを置いたものである。初期には科学における道具として発明されたものが、玩具として急速に複製された。日本には江戸時代文化文政時代1819年には既に輸入され、「紅毛渡り更紗眼鏡」などと呼ばれて大阪ではその偽物が出回るほどの人気を博した[2]

埼玉県川口市には個人が運営する「日本万華鏡博物館」がある[3][4]。また、北海道小樽市の「オタルカン」では世界最大規模のカレイドスコープギャラリーがある。

構造と種類

万華鏡の内部が変化する様子

万華鏡の内部映像は鏡によって作られ、その枚数や組み方のシステムをミラーシステムという[1]

オブジェクト

万華鏡の内部に封入または先端に取り付けた見る対象物をオブジェクトという[5]。オブジェクトにはオブジェクト専用のケース(オブジェクトケース)に封入しているものとボディに直接取り付けているものがある[6]

オブジェクトケースを使用しているものには、オブジェクトケースが本体(ボディ)に固定されているケース固定式とオブジェクトケースだけ回転できるケース回転式がある[6]。また、オブジェクトケースへのオイルの封入の有無によりオイルタイプとドライタイプに分けられる[6]

ボディに直接取り付けている万華鏡には円盤状にオブジェクトを取り付けたホイールタイプや先端に円筒状のオブジェクトを取り付けたシリンダータイプがある[6]

ボディ

万華鏡の外装でミラーシステムを収める箱の部分[5]

ギャラリー

出典

  1. ^ a b 山見 2016, p. 4.
  2. ^ a b 鶴田匡夫「Brewster と万華鏡」『第8・光の鉛筆』2009年。ISBN 978-4-915851-35-3 
  3. ^ 日本万華鏡博物館ホームページ”. 2017年4月9日閲覧。
  4. ^ “【大人の遠足】埼玉・川口市 日本万華鏡博物館/色鮮やかな世界 見て作って”. 産経新聞朝刊. (2017年3月31日). https://www.sankei.com/article/20170408-3NQWHTNFUNL43HSLXEW7DT2MKA/ 
  5. ^ a b 山見 2016, p. 46.
  6. ^ a b c d 山見 2016, p. 47.

参考文献

  • 山見浩司『万華鏡大全』誠文堂新光社、2016年。 

関連項目


万華鏡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 14:24 UTC 版)

刺青の男 (小説)」の記事における「万華鏡」の解説

突然ロケット破裂して乗員たちは宇宙空間投げ出され散りぢりに離れていった。なすすべもなく流星のように飛んでいきながら、隊員たちは電話会話続ける。このまま行けば隊長は月にぶつかるらしい。ストーン流星群へ。アプルゲイトは冥王星へ。ホリス地球へ向かっている。大気圏燃え尽きてしまうだろう別れ挨拶繰り返されるホリス自分人生死人同然だった感じた。楽しい思い出がひとつも無かったのだ。ホリス最後に自分にしかわからない何かいいことがしたい思った大気圏突入したら、おれは流星のように燃えるだろう。ホリス言ったひょっとして、だれかにおれの姿が見えないものだろうか」。田舎の道を歩いていた少年が、空を見上げて叫んだ。「あ、お母さん見てごらん!流れ星!」母親言った。「願いごとおっしゃい

※この「万華鏡」の解説は、「刺青の男 (小説)」の解説の一部です。
「万華鏡」を含む「刺青の男 (小説)」の記事については、「刺青の男 (小説)」の概要を参照ください。

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