寿限無

デジタル大辞泉

じゅげむ【寿限無】

読み方：じゅげむ

《寿命が限りないの意》落語。子供の幸福を願って住職にいろいろ書いてもらった名前を全部つけてしまい、「寿限無寿限無」に始まる長い名前となったおかしさを主題とする。

[補説] つけられた名前は次の通り。「寿限無寿限無、五劫(ごこう)のすり切れ、海砂利水魚(かいじゃりすいぎょ)の水行末(すいぎょうまつ)、雲行末(うんぎょうまつ)、風来末(ふうらいまつ)、食う寝るところに住むところ、やぶら小路(こうじ)ぶら小路、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命(ちょうきゅうめい)、長久命の長助」

短編小説作品名辞典

寿限無

作者三木卓

収載図書文学 1988
出版社講談社
刊行年月1988.4

収載図書小噺集
出版社文芸春秋
刊行年月1988.8

寿限無

作者岡本和明

収載図書らくご長屋 1 わんぱく長屋の寿限無
出版社ポプラ社
刊行年月2004.11

収載図書江戸小ばなし―子どもも、おとなも楽しめる 5
出版社フレーベル館
刊行年月2006.3

隠語大辞典

寿限無

読み方：じゅげむ

1. 子供のこと、落語からきたもの。〔芸能（寄席・落語）〕

分類 寄席／落語

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寿限無

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/07 15:30 UTC 版)

『寿限無』（じゅげむ）は、落語の代表的な前座噺。長い名前を言い立てる早口言葉で知られる。上方落語では古くは別題を『長名の伜（ながなのせがれ）』という。『長い名の子』タイプの民話と落語『寿限無』は類話である。

壽限無

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/22 15:06 UTC 版)

壽限無（じゅげむ）は、2010年（平成22年）に福岡県の川村範光によって育成されたイネ（稲）の品種。酒米の一つである。地元の酒蔵「日野酒造」との共同企画として、「山田錦」を花粉親、「夢一献」を種子親とする交配によって個人育成された。福岡県の2017年（平成29年）産醸造用米の選択銘柄。品種名は、日野酒造の屋号「国の寿」からの一字と、限りなく成長していけるようにという願いが込められている。

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寿限無

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「ちりとてちん (テレビドラマ)」の記事における「寿限無」の解説

小草若が1992年当時唯一覚えていた噺。小草若と草々が入門して最初に覚えた噺である。

寿限無（じゅげむ）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/01 02:34 UTC 版)

「奇怪噺 花咲一休」の記事における「寿限無（じゅげむ）」の解説

法衣に身を包んだ青年。カルマとは旧知の中で、かつて彼と共に旅をしたこともあったという。願印の力で、黒烟病を広めた張本人。