山田錦とは? わかりやすく解説

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やまだ‐にしき【山田錦】


山田錦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/02 09:47 UTC 版)

山田錦(やまだにしき)は、イネ(稲)の品種の一つ。主に日本酒醸造に用いられており[1][2]酒造好適米(酒米)の代表や「酒米の王」ともいわれる。食用も可能である[注釈 1]。2022年時点で酒米のうち最大の生産量を誇り(推計27,992トン)、2位に「五百万石」(推計14,865トン)、3位に「美山錦」(推計3,760トン)が続く[4]。同年時点でその生産量の約56%を兵庫県産が占めている[4]




「山田錦」の続きの解説一覧

山田錦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:27 UTC 版)

多可町」の記事における「山田錦」の解説

詳細は「山田錦」を参照 多可町は、酒米として知られる山田錦の発祥地謳っている。中区岸上にある国道427号道の駅2015年登録)は「山田錦発祥のまち・多可」という名称である。町内では山田錦の生産行われている。 山田錦は1923年大正12年)に兵庫県立農事試験場兵庫県明石市)で山田穂(やまだぼ)と短稈渡船交配によって生まれ1936年昭和11年)に命名され品種である。多可町「発祥の地」称するのは、山田錦の母方にあたる山田穂発見したのが中区東安田豪農山田三郎とする説があることによる(ただし山田穂発祥には諸説がある)。この説によれば山田三郎1877年ごろ、自作田で見つけた大きな穂を近隣地にも奨励し、俵に「山田穂」の焼き印押して出荷したという。「山田穂」は大正期には兵庫県において酒米として広く栽培され品種であった1993年より毎年10月1日日本酒の日)には「加藤登紀子日本酒の日コンサート」が開催されていた。「山田錦」を中心とした町おこし図っていた合併前の中町が、「ほろ酔いコンサート」を開いていた加藤招き1992年ツアー一環として実現したのが始まりで、毎年恒例行事となった加藤コンサート30年区切りとして2021年に幕を下ろした2006年には地方自治体として初めて「日本酒乾杯の町」を宣言した2019年多可町加藤登紀子を「山田錦PR大使」に任命した

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山田錦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 23:15 UTC 版)

酒米」の記事における「山田錦」の解説

兵庫県の項参照2019年生産量1位。

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山田錦(やまだにしき)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 23:15 UTC 版)

酒米」の記事における「山田錦(やまだにしき)」の解説

1923年都道府県による開発同県農事試験場にて山田穂/短稈渡船交配1931年昭和6年)に品種確定し「山渡50-7」との系統名つけられ1936年昭和11年)に「山田錦」と命名され兵庫県奨励品種採用された。時節柄直後にはそれほど生産高伸びなかった(参照:「日本酒の歴史-昭和時代」)が、戦後になって著しく全国普及し酒米王者」と称せられるまでになる。稈質はやや太い。耐病性いもち病や縞葉枯病に弱い。中山間地帯粘土質栽培適すとされる

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山田 錦(やまだ にしき)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:54 UTC 版)

しょうこセンセイ!」の記事における「山田 錦(やまだ にしき)」の解説

25歳担当教科体育生活指導部。男勝りサバサバした性格「さくら」という名前のスコティッシュフォールド飼っている。

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